約 2,912,740 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/8906.html
登録日:2009/07/29 Wed 22 20 29 更新日:2024/09/14 Sat 11 00 27NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 3部 イカサマ エジプト9栄神 オシリス オシリス神 オービー ギャンブラー グッド ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 スタンド使い スターダストクルセイダース ダニエル・J・ダービー ダービー ダービー・ザ・ギャンブラー ダービー兄弟 チョコレート バクチ打ち バービー 兄 内海賢二 岸祐二 強敵 愛のある項目 猫 発狂 石井康嗣 神経質 違うんだなそれが 銀河万丈 魂 わたしの名はダービー D'.A.R.B.Y Dの上にダッシュがつく… ジョジョの奇妙な冒険 『第3部』に登場する人物。 声優 内海賢二(OVA版)、岸祐二(Part3対戦格闘ゲーム版)、石井康嗣(ジョジョASB)、銀河万丈(TVアニメ版)(ジョジョEoH) 【概要】 エジプト9栄神のうちのひとつ『オシリス神』の暗示をもつスタンド使い。 小奇麗にめかし込んだ服装に口髭と両頬に描かれた横縞模様のメイク?が特徴の中年紳士。 鷹揚でキザな口ぶりに小粋な身振り手振りがよく似合っており、油断の無い鋭い眼光の持ち主。 後に21歳の弟に「兄とは10歳歳が離れている」と説明されているところから、登場時の年齢は31歳と思われる。 テレンス・T・ダービーという10歳年の離れた弟がいるが、内心では子供の頃から心を見透かされてしまう弟のスタンド能力にいつも怯えていたとの事であり、弟とは過去に(ちょっとした事でも)ゲーム勝負をした事はただの一度もない。 過去に弟のガールフレンドにちょっかい出したせいでブチ切れられて半殺しにされたり(*1)、弟に「古いタイプの人間」と言われバカにされるなど兄としての威厳は皆無で、大胆不敵な現在の雰囲気とは裏腹に兄弟仲は悪く、肩身の狭い青春時代を過ごしていたようである。 (*2) ただ弟のテレンスが全てにおいて上位互換なのかと言うとそうでもなく、承太郎たちは後にDIOの館でテレンスともゲーム勝負をすることになるのだが、テレンスはスタンドの「心を読む」能力に頼り切っている節があり、ダニエルなら苦も無く見破っていたであろう簡単なイカサマを見抜けずに引っかかって敗北している。 「ダニエルだったら見破っていたイカサマを見抜けなかった」と言う点は承太郎も作中で指摘しており、スタンド能力抜きでの純粋な勝負師としての格は兄ダニエルの方が数段上である。 また、テレンス自身も尊敬云々はともかく、「兄はギャンブルとイカサマの天才だった」「天才詐欺師だった」ということは本心から認めていたようである。 【人物】 あらゆる賭事をこよなく愛し、ギャンブルで生計を立てている生まれついてのギャンブル・クレイジー。 無敗であるという申告から察するに、登場時点で日本にも不動産という形で多量の財産を所有(*3)しており、 肉の芽も植え付けられてなければ、報酬目的でDIOに手を貸しているわけでもないという3部の中でもかなり珍しいタイプの刺客である。 そのため、なぜDIOに手を貸しているのか地味に謎であった。 だが…(後述) 「バレなければイカサマとは言わない」が信条で、賭けに勝つためには手段を選ばない。 もちろんイカサマだけでなく、指の感覚だけでトランプのカードの位置が分かるという特技を持つなど、純粋なテクニックでも抜きん出ている。 この洗練されたテクニックと計算尽くされた行動、そして狡猾に仕掛けるペテンにより賭事には滅法強い。 イカサマの事前仕込みも余念がなく、勝負する前にいくつか仕掛けている上に当然それ等を見抜く能力自体も優れている(*4)。 しかし単なるスタンド使いのギャンブル狂な訳がなく、スタンド能力で賭事で負かした対戦相手の魂をコインに変えそれを収集することが趣味。 膨大な量のコレクションだが、それ以上に凄いのは対戦相手の名前、日時、場所を正確に記憶していること。 これは言い換えれば殺した相手の首級を逐一保管しているようなもので、彼自慢のコレクションを見せられたアヴドゥルはその悪質さに完全にドン引きし、「悪魔だ…」と呻き声を漏らしていた。 なお、名乗りには拘りがあるようで、ジョセフの相手の名前をわざと間違えられた時には怒鳴りつけている。 ダービーだ…二度と間違えるな! わたしの名はダービーというんだ! オービーでもバービーでもない! また、表面的には紳士的に振る舞っているが、内心では口汚く毒づいたり、浮かれてややお茶目なところを見せるなど、等身大の人間的な感情も豊かであり、 勝負のラストに緊張の糸がキレた時はそれが一気に表に出て盛大なシリアスブレイクを見せることに… ギャンブルに対しては相当な拘りがあり、 わたしはバクチ打ちだ………誇りがある わたしはDIO様のために 戦いに来たのではないッ! 生まれついての『賭け師』だから 戦いに来たのだッ! と断言してのけている他、承太郎のブラフに対する反応から、数少ないDIOのスタンド能力の秘密について独力で目星をつけられている人物と考えられる。 DIOとダービーの性格から「DIOともギャンブルで対決したのでは」と想像されていたが、スピンオフ『クレイジー・Dの悪霊的失恋』では実際にDIOと彼との勝負の様と、同時に「何故DIOに従ったのか」が描かれた。(後述) 【活躍】 カイロの郊外にあるカフェにDIOの館の位置を聞き込みにやってきた一行の前に現れる。 ◆第一戦 館の位置を種に「外にいる猫は左右どちらの魚の燻製を食べるか」という遊びのような賭事を仕掛け、乗ってきたジャン=ピエール・ポルナレフ相手にさりげなく魂を賭けるという言質をとる。 あらかじめ仕込んでおいたイカサマ(*5)で賭けに勝ち、ポルナレフの魂をスタンド能力で奪う。 ちなみに、実はこの勝負が始まった際、ポルナレフ自身は「魂を賭ける」とは言っていない。 「賭けるのは、魂なんてどうです?」という、ダービーの冗談めかした提案に対して声に出した返事もしていない。 「魂を賭けるという条件をあらかじめ提示されたうえで賭けに乗った」という事実自体が「魂を賭ける」という宣言と同じ扱いになる、と示す事例である。 ◆第二戦 それを人質に今度はジョセフ・ジョースターと対戦。 ルールは「ウイスキーを入れたグラスにコインを交互に入れ、先に溢れさせた方の負け」というもの(*6)。 お互いにイカサマし合う勝負になるも、一枚上回ってジョセフに勝利する。 最初にこのゲーム自体の解説をしておくと、このゲームの本質はいわゆるニム(石取りゲーム)の派生である。それぞれ「石の残り個数」が「表面張力の限界」、「石を取る行為」が「グラスにコインを投入する行為」、「最後の石を取る」が「酒を溢れさせる」に当たる。つまり、勝利条件は"コインをあと1枚でも入れたら絶対に酒が溢れる状態で相手に手番を回す"こと。一方、通常のニムと違うこのゲームならではの醍醐味は、"具体的にコインがあと何枚入るか目視でははっきり分からない"ことと"本当はまだ余裕があったとしてもコインの入れ方がまずければ酒が溢れかねない"ことである。(*7)従って、ダービーが初手で見せたコイン5枚投入などは、その集中力こそ称賛に値するものの、このゲームの本質からすれば大した意味もないパフォーマンスでしかない。コイン投入の限界枚数を見切って一手でゲームを決められたのならともかく、その後でジョセフも投入できていることから分かるように、いくら百戦錬磨のギャンブラーと言えども訓練したこともない酒の表面張力の見切りなど初見でできるはずもなかった。それを踏まえたうえでジョセフの仕掛けたイカサマは、"コインと一緒に液体を含ませた脱脂綿を指に持ってコインを入れる時に液体を水増しし、コインを入れた枚数以上に表面張力の余裕を削る"というもの。このイカサマを有効たらしめるには、やはり今にもグラスから溢れんばかりな酒の表面張力の限界を的確に見切る眼力と経験が無ければならず(*8)、「あと一枚でも入れれば確実に酒はグラスから溢れるように仕組んでやった」と心の中で勝ち誇ったジョセフが、豪語する通りにこのゲームをやり慣れていたことは間違いない。得意のゲームに持ち込んだ時点でジョセフの勝ちは最初から決まっていた……はずだった。 『もう酒の表面張力は限界だ...』『無理だ』と考えているんだろう......? ちがうんだな それが…… スットォ~~ンと軽快に、ダービーが入れたコインは酒を溢れさせることなくグラスの底に沈んだ。完全に想定していなかった事態にさしものジョセフの余裕も崩れ、遂には「これ以上賭けを続けたら、絶対に自分が負ける」と、心の中で敗北を認めてしまう事となる。ジョセフが魂を抜かれた直後、グラスを改めた承太郎が見つけたのは、グラスの底に貼りついたチョコの欠片。ダービーの仕掛けたイカサマとは"グラスの底にチョコレートの欠片を仕込んで予めグラスを僅かに傾かせておき、肝心な場面で太陽光を当ててチョコレートを溶かしてグラスを水平に戻す=表面張力に余裕を作る"というものだった。言葉にすれば只それだけだが、振り返れば全てが如何に周到に仕組まれていたかが分かる。ダービーは、勝負を受けた時点でこのゲームの本質もジョセフが自ら指定したこのゲームの百戦錬磨であることも瞬時に理解したうえで、全てを逆手に取っていたのだ。如何に慎重にゲームを運ぼうとも肝心要になる表面張力の見切りについては、自分では絶対にジョセフの経験には及ばない。ならば、どうすればいいか?簡単である。ジョセフに見切ってもらえばいいのだ。ただし、1枚分だけ誤認した状態で。ジョセフがイカサマをしようがしまいが、自分がそのイカサマを見抜けようが見抜けまいが、それはどうでもいい。肝心なのは、ジョセフは絶対に"あと1枚でもコインを入れれば確実に酒が溢れる状態でダービーに手番を押し付けてくる"という点だけだ。だから、ダービーはこのイカサマを仕掛けた。そう考えると、最初のコイン5枚投入も決して的外れなパフォーマンスなどではなかった。ダービーにとって最も警戒すべき事は、当然ながら、仕掛けたイカサマの露見である。イカサマではないかと問い詰められるだけなら偶然の事故なり何なり幾らでも言い訳はできるだろうが、問題はそんなことではない。誤認が解けてしまえば自分の敗北は必至なのだ。そして、これも当然ながら、ゲームが長引けば長引くほど、つまり集中してグラスを視る機会が増えるほど、ジョセフ達がグラスの傾きに気づく可能性は高くなる。ついでに、いくら自分を日除けにしているとはいえ、チョコの欠片も熱気で溶け出す可能性も否めない。だからこそ、ダービーは少なくないリスクを冒しながらも一気5枚投入などという派手な真似をやってみせたのだ。この派手なパフォーマンスの真意とは、偏に"ゲームの進行を早める"ことにあった。敢えてジョセフに苦言を呈すなら、この時にダービーは決して的外れなパフォーマンスでプレッシャーを掛けたつもりになるような男ではないと看破し、警戒すべきだっただろう。"相手が勝ち誇った時、既にそいつは敗北している"。皮肉にも、自分の得意な流儀をきれいに相手にやられてしまった形となった。 もっとも、ダービーの方も決して計算づくな余裕の勝利だった訳ではなく、むしろ相当にリスキーな綱渡りをしている。本人も一瞬ビビっていたように、コインの5枚投入で酒が溢れていた可能性も充分あったし、チョコレートの仕掛けもちゃんと作用してくれるかはかなり際どい。そもそも傾きがちゃんとコイン1枚分なのかどうかも実は賭けの要素が大きい(*9)。そして繰り返しになるが、万一ジョセフ達が仕掛けに気づいたら、イカサマと証明できるかどうかに関係なく、その時点でダービーの敗けは確定だった。ダービーにとってもジョセフは、リスクの大きさに比して一か八かの要素が強いイカサマをせざるを得なかったまごう事なき強敵であり、ヒヤヒヤものの勝負であった事は間違いないだろう。 なお、よく指摘される「ジョセフが波紋を使う」という打開策だが、特殊石鹸水ではなくウイスキーなので保たない可能性が高い。さらにダービーが波紋についての情報を既に得ていて、イカサマ発覚で負けとなるリスクすらある。 + さらに蛇足 脱脂綿のイカサマをチョコレートのイカサマで返されて万事休すのジョセフ。 一見するともはや打つ手なしの状況に思われるが、実際はそうではない。 作中ではジョセフがあっさりと負けを認めてしまっていたが、実はあがく手段が一つだけ残されていた。 ヒントはダービーの「酒が蒸発してしまうまで待つ気かね」というセリフ そう、身も蓋もない話であるが、酒が蒸発するのを待てばよかったのである。 実はこの勝負、「コインを投入する番になったら何秒以内に投入しないと負け」といった取り決めは一切されていない。ジョセフはあのまま酒が蒸発するのを何時間でも待つことが可能だったのだ。 屁理屈のように聞こえるがしかし、大事なことである。オシリス神は心が負けを認めた相手から魂を抜き取るスタンドであるが、逆に言うと心が負けを認めなければ何も干渉することができないスタンドである。ジョセフが何秒以内に投入するといった約束をしていないという一点のみを主張し心から訴えれば、勝負を引き分けにできた可能性があったのだ。 もっともホリィのタイムリミットのこともあり、DIOの館の位置を特定するのを急ぐ状況で酒が蒸発するのを待っていられる余裕があるかという問題があるが。 加えて、ゴネるにしても酒が蒸発するのを待つ間に心のどこかで負けを認めてしまう可能性もある。 もしこれを読んでいるあなたがこの手のゲームで賭けをする場合は、相手からこの手の屁理屈の主張を受けることを避けるために、「何秒以内に投入する」という取り決めを事前にすることを忘れなきよう・・・ ちなみにジョセフに「オービー」だの「バービー」だの名前を間違えられて怒っていたが、本気なのかジョセフを油断させるための演技なのかは不明。 怒っていたのは本気だが、本気の怒りだからこそそれを見せればジョセフも油断するだろうという計算も働かせていた可能性もある。 ◆第三戦 そして、承太郎と最も得意なゲームであるポーカーで勝負することに。 まず承太郎はテーブルに置いてあったトランプカードを「星の白金」の動体視力でダービー同様にカードの順番を当てる芸当をやってのけた上でこれからはイカサマをし難くすると恫喝。 その言葉に本気を見たダービーは新品のトランプの封を切り承太郎にトランプカード自体にイカサマが無いか確認させる。 ちなみにキチンと読むと分かるがこの時に使ったトランプのデッキは「ジョーカーは1枚」という日本で標準的なジョーカー二枚組の物とは違う事が分かる。 そして最初は一発勝負でカタをつけようとしていたが、セカンド・ディール(*10)というテクニックを見破られ、指をへし折られる。 思いっきりイカサマの現場を押さえられているが、実はまだ承太郎の魂のベットが済んでなかったのでオシリス神的にはノーゲーム扱い(=賭けが成立していない)らしい。 そこで先述のセリフを吐き、ポルナレフとジョセフのコインを分割して6枚に増やし、承太郎に白いチップを同じく6枚渡す。 最初の勝負は「8&9のツーペア」の承太郎に対し、「J(ジャック)&Q(クイーン)のツーペア」でダービーが勝利。ベットされた承太郎のチップ3枚を奪う。 一見するとイカサマ抜きの普通の勝負の結果にしか見えないが、後述の仕込みを前提に考えると、通常起こりえる範囲でギリギリの勝負を演出しつつダービーを勝たせるイカサマをしていたと考えられる。(*11) その後、ツーゲーム目ではディーラーの少年に自分には最強クラスの手である「K(キング)のフォアカード」(*12)を配らせ、承太郎に「ブタ」の手(*13)を配らせるというインチキ極まりないイカサマをやらかしていた。 実はこの少年や先の猫のみならず、カフェのマスターも含め、ダービーの視界にいる全員があらかじめ配置していたダービーの仲間で、しかも誰を選ぼうがカードのイカサマができるほどの腕前をもっていた(ただしDIOの事は何も知らない)。 これらを踏まえると、最初に恫喝されたにもかかわらずスタープラチナの前でイカサマをしたのは迂闊な行動ではなかった。 「指をへし折った以上、ダービーはもうイカサマをできない」という心理的盲点を衝いたイカサマであり、自身のイカサマが見破られたとしても必勝の態勢を勝負が始まる前から構築していたのである。(*14) だが、承太郎はカードを全く見もしないままに勝負を決定。 カードを見ないという奇策に動揺するダービー、対して承太郎はアヴドゥルの魂も賭けると言い出す。 アヴドゥルは自身が熱くなりやすく賭け事は苦手で有る事と承太郎を信頼している事を宣言し承太郎の策に身を委ねるという事でチップを増やす事自体は承認される。 暫くして「ブラフだ」と判断し、ポルナレフの魂でコール、そしてもう賭ける魂がないはずの承太郎に対してジョセフの魂をレイズ(上乗せ)。 入院している花京院の魂を賭けるよう持ち掛け、承太郎のポーカーフェイスを崩してから敗北をさせようと目論む。 しかし、承太郎は何の躊躇いもなく、その場にいない花京院の魂も賭ける(*15)。 その自信に、ダービーは凄まじいスピードと精密さを持つ「『星の白金(スタープラチナ)』でカードをすり替えたのでは?」と疑心暗鬼に陥り出す。 ダービー自身はたとえ『スタープラチナ』のスピードでも眼前でイカサマが行われれば見逃さない自信はあったが、 勝負と無関係の動作とは言え、承太郎がいつの間にかタバコを咥えて火をつけるところ、ジュースを持ってくるところを見逃していた事に気づく。 そのせいでイカサマについても「何かやったのでは?」と可能性を無視できなくなっていた(*16)。 それでも「自分の前でイカサマはできない」という自信から、承太郎のハッタリだと断定して勝負に出ようとするが、 対する承太郎は「まだ俺のレイズの権利が残っている」と言い、なんと母親ホリィの魂まで賭けるという大暴挙に出る。これにはダービーのみならずアヴドゥルも驚愕(というよりドン引き)していた。考えてみれば旅の目的であり承太郎がダービーに倒されてしまえば尽きてしまう命ではあるため花京院の魂よりは妥当ではあるが。 正真正銘、もう賭けるものが無いはずの承太郎から出たこの言葉に、完全に冷静さを無くした状態で、 レイズするチップに代えて『DIOのスタンドの秘密』を賭けさせられてしまう。 なまじDIOのスタンドの実態を知ってしまっていたことが逆に足枷となり、最早勝っても負けても完全に詰んだ状態になってしまい(*17)、精神的に追いつめられたダービーはついにDIOへの恐怖が嵩じて取り乱す(*18)。 さぁ! 賭けるの(コール)か!賭けないの(ドロップ)か! ハッキリ言葉に出して言ってもらおうッ! ダービィー!!!! ヒイイイイイイイイ 言ってやるゥゥゥゥ おれは最強のバクチ打ちだァァァァァァ 受けてやるゥゥゥ コールしてやるゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ コール!コール!コール! コール!コール!コール! コール コール コール コール コール コール コール コールと言うぞォォ~~~っ 「コ…」 「コ………」 「ココッコッ…」 「コ」 だ…だめだ…、恐ろしい 声が出ない…。 ビ…ビビっちまって こ…声が出ない…… い…息がッ!息が ヒッ ヒック ククク 「コ……」 半ば自暴自棄になりつつも博打打ちの意地でコールを宣言しようとするが、DIOへの恐怖心には勝てず、声が出ないダービーはついには立ったまま気絶。 心の中で「降り」を選び、勝負に敗北した。 この勝負で極度の恐怖のあまりダービーの髪は真っ白になってしまい、精神も崩壊。 コレクションされていた魂も解放されたのだった(*19)。 勝負の直前、「2人ともあまりの緊張感で頭がおかしくなった」と言っていたが、結果的には自分があまりの緊張感で狂ってしまった。 その信念の強さからモハメド・アヴドゥルに「真に強い男」、 承太郎からは「今まで出会ったどんなスタンド使いより危険なヤツ」「大した奴だ」と敬意さえ表された。 実際、たった一人でジョースター一向を倒そうとし(*20)、かつあと一歩でそれができたかもしれない刺客であった。 敗北後のダービーの消息は不明だが、精神が崩壊して発狂したことやテレンスの「兄は再起不能になった」という発言から、ギャンブラーとして再起不能になっただけでなく、まともな日常生活も送れないほどの廃人になったのは確実だろう。 余談ではあるが、ダービーのセカンド・ディールを看破した承太郎だが、ダービーに雇われた(もしくは弟子の?)ディーラーの少年の仕掛けたイカサマは完全にスルーしている。 承太郎が気付けなかっただけなのかもしれないが(*21)、もしそうであるならば、この戦いの真の勝者はディーラーの少年と言うことになりえるだろう。後払いだとしたら報酬は貰えそうにないが……。 おそらく少年の腕はダービーよりも劣るはず……そのイカサマを承太郎が見抜けなかったということは、まさに「イカサマは心理的盲点を衝くこと、目がいいだけではイカサマとはわからない」ことの証明といえる。 一方、承太郎がダービーに勝利できたのも賭けの技術ではなく精神面で蹴倒したからこそ、すなわち「心理的盲点」を衝いた結果であり、上の言葉はまさにこの勝負の真髄を表している。 ◆番外 vsDIO クレイジー・Dの悪霊的失恋において、スタンドによる過去の再現という形でDIOとダービーの対決が描かれている。 弟はすでに部下として忠誠を誓っていたが、ダニエルはあくまで対等な関係を要求。それに対してDIOがポーカー勝負を提案している。 ▷ネタバレ 「君は子供の頃の愛称がダニーだったりしなかったか?」 勝負開始から早々に「ダニーなんて品のない名前をしているやつは箱詰めにして焼き殺してやりたくなる」と酷い言いがかり揺さぶりをかけられ動揺するも、冷静にイカサマを実行。 自分には最強の役である「Aのファイブカード」、DIOには何も揃っていない「ブタ」を配ってのける。 勝利を確信しながら自分の手札を確認するが… 自分の手札にあったのは「ブタ」の手札。しかもそれはダービー自身が間違いなくDIOに配ったはずの組み合わせ。 この時ブタの手札にもハートのAが使われているが気にしてはいけない 驚愕と共にDIOの手元を確認するが、DIOの手札にはなぜか指紋の形に血の跡がついている。 …あれはッ 私の血だァアアアア!! いつのまにか自らの爪が割れ、指先が血まみれになっていることに気がつくダービー。 それはDIOの手札が「ダービーの手元にあったカード」であり「配られたお互いの手札を全く気付かないうちに交換された」ことを示していた。 混乱するダービーをよそに、DIOは勝負師としてのダービーの実力を高評価。 そして広げられたDIOの手札は…ダービーが最初に配ったはずのブタ。 ダービーが改めて自らの持つカードを確認すると、そこにあったのは「血の指紋がついたファイブカード」。 腰を抜かすダービーに対してDIOは「この勝利は貸付だ」と宣言する。 お前が負ける時は私の顔に泥を塗ったも同じ もうお前は遊びであってもわざとでも決して負けられない お前が負ける時 それは「崩壊」を意味する!!! そしてダービーは「この男に従わないと死ぬ」「それ以外の全ては何もかも無駄」と悟り、部下としてジョースター一行を待ち構えることになる。 【スタンド:『オシリス神』】 『魂』! わたしは『魂』をうばう「スタンド使い」! 賭けというのは人間の魂を肉体から出やすくする! そこをうばいとるのがわたしのスタンドの能力! 破壊力-E スピード-D 射程距離-D 持続力-C 精密動作性-D 成長性-D 名前の由来は古代エジプトにおける生命と農耕の神。 死後の世界を治める王でもあり、魂を奪い保管するスタンドなのもそこからであろう。 ちなみに壁画などでオシリスは緑色の肌で描かれ、それに対応してかスタンドの『オシリス神』のカラーもその系統で彩色されている場合がある。 ヘッドランプ状の目を持つ大柄な人型スタンドだが物理的なパワーは持たないらしい。 ◆能力 対象の肉体から魂を取り出して掌で加工、ギャンブルに用いる白黒のチップのような形に変えてしまう能力。 チップの表面には目を閉じた対象の顔が刻印されている。 人間の魂は「敗北」を認めるとエネルギーが限りなくゼロになる性質を持ち、その一瞬を狙って魂を引きずり出すスタンド。 弟のテレンスのスタンド『アトゥム神』と同タイプのスタンドであり、ダニエルは「賭け事」で勝負を行う。 種目は何でもよく、右か左かの二者択一のようなシンプルな勝負でも相手が魂を賭けると請け負えば成立する。 本体であるダービーが負けを認めない限り奪われた魂は肉体には戻らず、魂が戻らないまま本体が死ぬと奪われた魂は死に向かう。 負けとは文字通り賭け事勝負での負けを指すが、たとえ賭け事自体がまだゲーム決着前であったとしても、本人が心の中で負けを認めてしまうとその時点で魂を抜かれてしまうのが最大の肝である。 最大の弱点は、このスタンド自体には物理的な攻撃力と「賭け事を有利にする能力」は一切無い事。 できることは「魂の取り立て」と、「取り立てた魂のコインを好きな数に分割する」のみである。 つまり、勝負自体は完全に本人同士のガチンコ勝負なのだが、根っからの勝負師であるダービーにとってこれは弱点とはなりえない。 むしろ弱点は「相手が自分の土俵の上での勝負に乗ってきてくれない場合」である。 たとえばもしジョースター一行が「ポルナレフは不運だった。あきらめて先を急ごう」と彼を見捨てた場合、その後のダービー戦自体が成り立たない。 それどころかポルナレフの仇としてジョジョ達に暴力で対抗されたらダービーが再起不能となるのは確定する。 「ギャンブルでは負けていない」と心の底から信じていればたとえ殺されてもポルナレフのコインもそのままあの世への道連れにできるが 長時間の拷問 でもされていれば途中で心が折れてポルナレフの魂を解放する最悪のケースもありうる。(*22) そのため「いかに自分の得意なギャンブル勝負の上に引きずり込み、いかに相手に敗北を認めさせるか」という、実際の勝負のさらに前段階である心理戦こそが能力の肝となる。 尤も、ジョースター一行が拷問によって無理矢理ポルナレフの魂を解放させようと試みたとして、その行為が「まともにギャンブル勝負しても勝てないと認めた=心の中で負けを認めた」扱いとなり、魂を奪われてしまう可能性もあるが…(*23) ダービーによれば証文さえあれば、賭けに参加していない人物相手でも能力を行使可能らしい。 同タイプの『アトゥム神』は相手が賭けに同意しなくても、それどころか賭けに自分が負けても、相手がショックを受けて魂に隙が生じればある程度干渉できる。 また先述の通り『オシリス神』には勝負自体に干渉する能力が無い分『魂の取り立て』の方に能力を割いている可能性も高く、 それらから考えるに『オシリス神』も証文を見せて相手にショックを与えれば魂を奪えるのかもしれない。 なお、テレンス含め、ダービー兄弟は劇中では明確に生まれついてのスタンド能力者である事が明かされている敵側では数少ない人物である。 証拠としては、兄ダニエルは子供の頃から弟テレンスのスタンド能力に気付き、怯えていた事や、少なくとも1984年(*24)以前からコインコレクションをしている為。 ちなみにDIOがエンヤ婆と共に「弓と矢」を手に入れたのは1986年、ディアボロを通じてである。 ぶっちゃけスタンドとしては「汎用性は低いが条件次第では強い」タイプであり、あまり強いとは言えない。そんな能力で(変則的な勝負ではあるが)4人の最強格のスタンド使いを全滅寸前に追い込んでいる。 荒木飛呂彦がパワーインフレを避けるべく開拓した「能力バトル」というジャンルが、バトル漫画に単なる殴り合いや力比べや絆の力や信念の強さではない純粋な心理戦の要素を持ち込んだことで大きく花開いたのがこの辺り。 その後も別漫画でこの手の非暴力心理戦を得意とするキャラクターが登場して人気を博するなど、漫画の在り方に大きな一石を投じた。 【余談】 ダービー戦の元ネタは、1973年公開の映画「スティング(The Sting)」における賭博ポーカーのシーン。アメリカンニューシネマの名優コンビがW主演を務めた事で知られる、コン・ゲーム映画の傑作。 ジョセフがダービーに行った「名前をあえて間違えて集中力を削ぐ」作戦は、主人公の詐欺師ゴンドーフが、紳士的なギャングの首領ロネガンを徹底的に挑発するシーン。原作では「ロネマン」「ロニアン」などわざとらしく名前を間違えた上、身だしなみは崩すわ酒は無作法に飲むわ狭い部屋でタバコを吹かすわとジョセフ以上に徹底した挑発を行う。 その後にダービーが部下を使って詐欺を行うシーンは、この無作法なゴンドーフをイカサマポーカーでケツの毛までむしり取って分からせるために「ゴンドーフに3のフォアカードを餌として配って勝ちを確信させて賭け金をつりあげさせ、自分に配った9のフォアカードで圧勝して総取りする」というジョジョより手の込んだイカサマ。原作ではイカサマ返しをされて逆に素寒貧にされた挙句、この時のやり取りが更なる大掛かりな詐欺につながっていく。 つまりジョジョきっての名勝負の元ネタは、ある映画の「前哨戦」というわけ。ダービー戦が好きな人には絶対に面白い映画なのでぜひ見てほしい。 なお元ネタと言っても、ダービー戦とはほとんど別物。「元ネタ」というと盗作のニュアンスを感じて嫌がる人も多いようだが、そもそもジョジョは洋画を下敷きにした話が結構多く、彼本人も「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」「荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟」などでジョジョの元ネタを開示していたりする(*25)。面白い本なのでぜひ読んでみよう。 この他にも「サマ師のキングのフォアカードをブタのブラフで降ろさせる」というシチュエーション自体、時代劇『必殺必中仕事屋稼業』の『負けて勝負』という回が元ネタと言われている。 なお荒木飛呂彦はデビュー作「武装ポーカー」でもポーカーの駆け引きとイカサマをテーマにしており、当時の巨匠から高い評価を得ている。 函装版「ジョジョニウム」のあとがきによると、直接的な暴力を用いずに戦うVSダービーは荒木先生にとってもひとつの新境地だったようで、以降彼のような変則的な勝負を挑んでくる敵スタンド使いが登場するようになった。こうした敵と交戦する時は勝負を受けた相手に「グッド!」と返すのがお約束となっている。 OVA版では殆どの敵がハブられるかアレンジが入っている中、VSダービーだけ異様に原作再現度が高かったりと謎の優遇を受けている。 テレビアニメ版のカードモーションの撮影には、実在のマジシャンである紙磨呂氏が協力している。 スタンド能力は似たような能力があっても何かしら差別化出来る所はあるが、ダービー兄弟のように完全上位互換の存在するスタンドは非常に珍しい。一応、『オシリス神』は魂を分割で賭けれたり、魂を封じたチップも弟の人形とは違い完全に沈黙しているため、差別点はあるという意見もある。 名前の由来は歌手・演奏家の「テレンス・トレント・ダービー(現:サナンダ・マイトレイヤ)」から。本人が拘っていた「Dの上にダッシュがつく」という独特な表記も氏に由来する。そして言わずもがな、弟テレンスの名前の由来でもある。 SFC版『ジョジョの奇妙な冒険』ではなぜかエンヤ婆の町におり、カードをめくり数字の大きさを競う勝負を仕掛けてくる。負けたら精神力をとられるが、スタンド使いかどうかも定かではない。勝つと普通に情報をくれる。というか、承太郎以外の4人は必ず負け、最後の承太郎で必ず勝てるようになっているので、勝負自体が茶番である。 AC格闘ゲーム版ではプレイヤーキャラとしては参戦していないが、モードセレクト時と敗北時のコンティニュー演出として登場。コンティニューせずにゲームオーバーになるとそのキャラクターは『オシリス神』によって「バーン」と挟まれてコインに変えられるという演出が見られる。 上記の移植版であるPS版のスーパーストーリーモードでは■猫が右左どっちの肉をとるか■表面張力コイン(ジョセフは水の量を増やす、ダービーは減らすイカサマができる)■ポーカー(10から13とAのカードのみで行う。こちらのコイン枚数が少ないか、一定以上勝負を行うとブラフが出せる。)以上の3種類のミニゲームが用意されており、非戦闘要員としてはかなり愛されている。なお、ポルナレフは高確率で負けるが1/256の確率で勝利可能。「なにいいいいいッ!」と驚いた後に「おいっ邪魔だッ!どきなっおっさん!」と押しのけられるダービーの姿は必見。ペットの躾が足りなかったのだろうか。まぁ、猫は自由な生き物だから仕方ない。ジョセフも展開次第で勝利可能。ポルナレフの魂を返却してもらった後にアブドゥルと承太郎に任せる展開になる。ポーカーは展開次第ではブラフなしで勝利可能。もちろんこの後の展開はお察しの通りであり、自信満々に勝負を吹っ掛けておきながら敗北すると言うかなりマヌケな事になる。 アイズオブヘブンでは原作後に正気を取り戻したダービーが登場(ストーリー上では2回戦うことになる)。杜王町のカフェを拠点にしているような描写が見られる他、承太郎へのリベンジを目的としており、DIOのためではなく、ギャンブラーの誇りを取り戻す為に戦うと宣言している。精神的に屈したかつての自分を恥じており、メンタル面では原作当時と比べてかなり強くなっている。コインコレクションは引き続き行っているようで、アルバムには承太郎専用の特等席があるとか。『スタープラチナ・ザ・ワールド』のことも知っており、それを使ってこなかった承太郎に不愉快を感じていたほど。なお、承太郎が時間停止を使わなかったのは「たとえ時を止めてもその先の罠をダービーが仕掛けてくるはず」「時を止めた程度ではダービーには勝てない」と判断していたためであった。 アーケードゲーム「ラストサバイバー」では、なんとバトルロイヤルの主催者として登場。マップに配置される「ダービーの刺客」を倒しチップを集めることがラストサバイバー(優勝)への近道となる。 「さて!露伴先生 追記・修正をするなら君の方にも携帯を渡したいと思うがまだ例の言葉を聞いていなかったな」 「……………いいだろう……ぼくの『魂』を賭けよう」 「グッド!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ プッチ神父のことは嫌いらしいね、この人。なんか分かるけど -- 名無しさん (2023-03-25 22 37 14) ↑7 Kが4枚しかないと、なぜ思った?……実際、承太郎がイカサマを仕掛けてるとしたらカードのすり替えと考えている以上、ダービーにとってK4枚揃えてる事実は全く安心につながらない。仮に手を開いて5枚目のKが出てきてもどっちのKがすり替えなのかわからなければ、「ばれなきゃイカサマじゃない」を標榜するダービーの魂は、勝負を無効にできず役同士の強さを受け入れてしまう可能性は高い。 -- 名無しさん (2023-05-04 21 34 33) 承太郎から褒められた数少ない敵の一人。ブラフが見抜かれてたら「第3部 完!」になってたので紛れもなく強敵だった。 -- 名無しさん (2023-08-18 19 20 59) このページからあふれる愛情を感じる。第二戦の解説が凄い。 -- 名無しさん (2023-11-04 14 32 41) スピンオフ『悪霊的失恋』でDIOとの勝負が描かれたから追加してほしい。 -- 名無しさん (2023-11-05 22 28 25) 承太郎の最後のブラフにコールできなかったのが敗因と見られがちだけど、その前にジョースターの魂をレイズしたのが敗因だと思う。 ブラフした承太郎が悔しがりながらフォールドする姿を見たいという欲望に負けてしまったんだ。 ジョジョの手は糞ブラフか最強手の二択だから、コールに留めるべきだった。 -- 名無しさん (2023-11-15 20 48 22) 承太郎達を全滅させた上で承太郎の一筆を見せれば、花京院の魂は取れると思う。仲間が全滅した上に自分の魂まで賭けたとなれば、敗北感を持つだろうし。ヌケサク辺りが書いた一筆くらいじゃDIOの魂は取れそうにないから、仲間としての立場と信頼関係が肝かと。 -- 名無しさん (2023-12-07 01 25 35) ↑2 手を開いて最強が出てきた場合、イカサマの腕は承太郎の方が上ってことでダービーの精神ダメージが無視できない(魂が負けを認めてしまいかねない)、手を開く前に勝負を決しなければならないって面もあるのかもしれない。 -- 名無しさん (2024-01-06 20 42 53) ↑その最強手持ってるケースだと承太郎絶対降りないから、どのみち手は開かれるぞ。ダニエルがコールに留めれば一応次戦に繋げる……確かに絶望的な状況だけどさw -- 名無しさん (2024-01-15 09 51 31) ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2024-01-27 10 03 54) DIOの秘密の部分で思い当たる節があるあたりから、DIOに時止めでイカサマを破られてるんじゃね?と思ってはいたね。 -- 名無しさん (2024-01-27 10 05 59) PS版のダービーに勝ったポルナレフ、館の場所聞く約束なのに邪魔だとかどきなおっさんとかどういうこっちゃ。 -- 名無しさん (2024-01-27 10 44 57) ログ化しました。 -- (名無しさん) 2024-02-08 14 58 14 「悪霊的失恋」ではDIOから「敗北よりも遥かに屈辱的な勝利」を与えられたってことか…。そりゃ従わなきゃダメだと思うようになるわな…。 -- (名無しさん) 2024-02-08 15 09 16 ↑6 その絶望的な状況ってのがすでに負け確というか、テレンス戦まで含めて決着までゲームしたのは対ポルナレフくらいで、ほとんどの勝負が「負けたと思ったら、すでに負けてる」なわけで、最強手出てきてもとりあえず勝負続行できるって考えがもう甘えって判断なんじゃないかなぁ、と。仮に最強手だとしても、普通のゲームならもうオールイン状態だから開く以外の選択しないが、イカサマ前提の賭場で、リアルタイムで見てるわけでない(時止めで見てる可能性はどうしようもないから無視する)、伏せられたままの「最強のはずの」カードに、賭け高にビビらずためらいなくコールと言えなければ負けなのはダービー自身が証明してるし……まあ逆に承太郎は言ってのけたわけだけど。 -- (名無しさん) 2024-02-08 22 15 57 頭脳戦というジョジョの魅力がこれでもかと詰まった一戦。 -- (名無しさん) 2024-04-16 18 28 38 DIOの能力の片鱗知ってるからこそ承太郎が同じ能力(時止め)なんじゃ?って疑ってしまった説面白いな。 -- (名無しさん) 2024-06-06 21 19 37 弟の方が読心頼りのヘタレだったから、彼女うんぬんとか半殺しうんぬんも話を盛ってるかフカしてる気がする -- (名無しさん) 2024-06-06 22 02 57 タバコみたいなちょっとしたものまで打てる手を全て打ち尽くした上での超ギリギリの勝利。結果的に全員五体満足で生還とは言え正しく死闘と呼ぶに相応しい戦いだった -- (名無しさん) 2024-06-12 20 41 40 弟の彼女に手を出すなんてあり得るか?と思ってたけどギャンブルに関しては真剣であってもそれ以外でだらしない生活送っててもおかしくはないな…と思えてきた -- (名無しさん) 2024-06-18 05 56 10 魂を取る以外にこれといった能力がないスタンドだけど、逆に「スタンドに頼らなくても自分のテクニックで勝てる」という己に対する絶対の自信の表れみたいになってていいよね、本当に自信がある兄と自信があるように見えて不安だから読心術で保険をかけてる弟といった対比も見えてくるし -- (名無しさん) 2024-06-26 02 14 32 DIO様の命令で来たのではなく生粋の賭け師だから戦いに来たと啖呵切るシーンが誇りを感じられて好き。ゲームでの再戦も賭け師としての誇りを取り戻すためだし。 -- (名無しさん) 2024-06-26 07 56 01 お兄ちゃん、弟さんとは「ウミガメのスープ」で遊んだらどうだろうw コレなら出題内容次第では勝てるし質疑応答は弟が勝手にやってくれる。 -- (名無しさん) 2024-06-26 08 25 34 ↑あのセリフがあるのに「何のためにDIOの刺客やってたかわからない」もないもんだ。要編集だと思う -- (名無しさん) 2024-06-26 08 38 01 「また本編の描写でも分かる通り、これから魂を取られる予定の人物の真っ白な状態のチップをいくつでも生成する事が可能。アヴドゥル・花京院・ホリィのチップが最初から分割済みの複数のチップで出ている事からそれが分かる。」の部分が意味不明なんだが…普通に備品としてあらかじめ用意しといた実物だと思ってたんだけど、なんで最初から分割済みの複数のチップで出ていたらスタンドによる生成物ってことになるの?特にアヴドゥルとホリィの魂は承太郎の方から出してきてるのにバービーのスタンドがその場で生成したとは考えにくいんだが… -- (名無しさん) 2024-06-26 08 53 19 ↑の件について1か月経っても何の回答も得られなかったので、当該記述を削除しました。 -- (名無しさん) 2024-07-26 11 32 27 ↑7 その道では聖人だけど私生活はダラシないというのは珍しくないけど、テレンスは無様に負けたから「弟は話を盛ってんだろ」と読者から評価されがち…。 -- (名無しさん) 2024-08-13 16 26 13 オシリス神には「能力を明かすことで相手に『負けたら魂を取られる』とプレッシャーを与えて正常な判断を出来なくさせる」という効果もあると思ってる。ダービー自身がどの程度活用していたかはわからないけど。 -- (名無しさん) 2024-08-31 06 31 44 血統で似た能力(賭けに負けた者の魂を奪う)になるのはあり得るということをダービー兄弟で示したのが秀逸。おかげで最終盤の「同じタイプのスタンド」を見てもすでに布石が張られてて驚愕した。 -- (名無しさん) 2024-08-31 08 26 17 二次創作ゲームで、「こいつは絶対イカサマしてくる」と踏んでひたすら逃げ道を封じてイカサマの方法を絞り、イカサマの現行犯を捉えて「反則負け」を叩きつける展開はよかった。二次創作とは思えない秀逸なシナリオだった -- (名無しさん) 2024-09-05 07 55 42 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/mashounen/pages/524.html
概要 22巻のアレッシー戦 製作者コメント 初投稿です あまり原作再現とは言えません・・・どのシーンがどの再現かかなり分かりにくいので答え合わせで解説させて頂きます ガチ挑戦ではなく原作再現を優先してもらえると楽しめるかもしれません、というか答え合わせを見ながらプレイするのが一番楽しめると思います 鈍足状態は子供にされて足が遅くなったと思って、中盤の水場は風呂、終盤の水場は水槽だと思ってください>< 2013 6/20 ほとんど変わってませんが配置を少し変えて再現度を高め、別解の量を最低限に抑えました 2013 6/26 またまた改良、納得いかないところもありますが妥協しました ヒント ↓下記反転↓ ・ポルナレフの行動を思い出すんだッ! ・装備DISCは全て発動用ッ! ・逃げるんだよォォォーッ! 答え合わせ ↓下記反転↓ 1.左に進みアイテムを回収していき一番左に進む前にスター・プラチナのDISCを発動する≪承太郎は幼児化したポルナレフは誰だか分かっていないのでポルナレフ(ディアボロ)のことはスルーしています。この時点でのシルバー・チャリオッツは幼児化し大人になったチャリオッツは使えない、ということで呪われています≫ 2.一番左に行き運命の車輪の攻撃を防御しアレッシーに向かってエコーズAct2のDISCを撃つ(原作では追い詰められたポルナレフに対しアレッシーは銃を撃ってきましたが本作のアレッシーは銃を使ってこないので運命の車輪を代用しました。Act2はチャリオッツの折れたレイピアの代理です。) 3.岩を破壊し進み、ジョナサンのDISCを拾い、すぐに発動し次の部屋に入る 4.バッド・カンパニーの罠を踏んでしまうが気にせず左下に3歩移動しながら乳母車とストレイ・キャットのDISCを拾い水場(原作では風呂)に入る(乳母車は胎児化されたお姉さんと思ってください) 5.アレッシーに向かってストレイ・キャットのDISCを発動する(ストレイ・キャットの空気弾は原作の中では言えないポルナレフの≪アレ≫) 6.足踏みや素振りで鈍足状態を解除してから岩を破壊し進み、次の部屋に入る 7.一直線に進みメタリカのDISCを拾い左上に1歩進みバッド・カンパニーの罠を踏む 8.メタリカのDISCを発動する 9.すぐさま水場(原作では水槽)を渡り奥に進みエコーズAct1のDISC、エコーズAct2のDISC、プッチ神父のDISCを拾いプッチ神父のDISCを発動しシルバー・チャリオッツのDISCの呪いを解除する≪ディアボロがこの行動をしている間、原作通りアレッシーはポルナレフ(ディアボロ)がどこに隠れたかを捜索しているように部屋中を荒らし回っています。≫ 10.水場から1マス上に行き素振りなどをしてディアボロの左下にアレッシーがいる隊形にする 11.アレッシーに向かいエコーズAct2のDISCを撃ち承太郎と遭遇させる(原作ではアレッシーがポルナレフの攻撃を喰らい悶絶し窓を突き破り飛び降りて承太郎と遭遇してしまうシーンです) 11.5≪ここは原作再現をしないで早く進みたいのならばしなくて大丈夫です。≫(原作通り承太郎にアレッシーをオラオラしてもらいたいのなら承太郎に向かってエコーズAct1を撃てば運も絡みますが高確率で原作再現になります。スゲーッ爽やかな気分だぜ!) 12.岩を破壊し進み次の部屋に1歩だけ入る 13.シルバー・チャリオッツのDISCを発動しアレッシーを倒す(アレッシーが承太郎にオラオラされ気絶し起きた時のダメ押しシーンです。アレッシーが気絶したので大人に戻れてちゃんとスタンドが使えるようになったぜーッやったーッ) 14.階段を下りて終了(右に居る山岸由花子は大人に戻ったお姉さんの代理です。その下には真実を言わずに去るポルナレフと承太郎がいます。ちなみに階段間近になるとマップの左辺りにTo Be Continued...←が出てきます) 評価 選択肢 投票 ☆☆☆☆☆ (2) ☆☆☆☆ (0) ☆☆☆ (0) ☆☆ (0) ☆ (0) タグ アレッシー 原作再現系 感想 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/1899.html
「ク……クソ! なんなんだあの能力は!? 超スピードとか、催眠術じゃあだんじてねー! 新手の『スタンド能力』か!?」 「『超スピード』……?『催眠術』……?『スタンド能力』……? 否、否、否ッ! 我[オレ]の能力は、そのような矮小な力と同列では無い」 「な……いつの間にッ!?」 「背後に回られたことすら、知覚できぬ羽虫よ……我[オレ]に能力を使わせた、その栄光を胸に抱きながら逝け!」 個性的な髪型をしたその男は、直ぐ様その身を守る為に自らのスタンド――シルバー・チャリオッツを展開しようとする。 だが、その行動――我[オレ]の前では、致命的過ぎるほどに、遅すぎる! 「シルバー・チャリオッ――」 「遅いッ! 刮目し、そしてその瞳に焼き付けよ! これが我[オレ]の能力、残響死滅【エコー・オブ・デス】だッ!!!」 何が起きたのか――それすら、男は認識できなかっただろう。 否――例えこの光景を何処からか見ていた者がいたとしても、他の誰にも、認識できた筈は無い。 一瞬、一刹那にも満たぬ時間で、男――J・P・ポルナレフが、この世界より《消失》したことなど。 闘いの終焉を確認し、我[オレ]は踵を返してその場を去る。 向かう先は無論唯一つ――我[オレ]がこの世界で唯一愛し、我[オレ]をこの世界で唯一愛してくれた、無二の存在――弟の元へだ。 そう――我[オレ]の名は、残響死滅【エコー・オブ・デス】。 愛する弟――杉崎鍵、唯一人を護る為に闘う、漆黒の闇より出でし、最も強く、最も凶なる騎士。 「我[オレ]が着くまで、無事でいるのだぞ、鍵……。ふ……。あの能力、逃亡群鶏【チキン・チキン】を持つお前だ。云うまでも無い事かもしれんがな……」 【J・P・ポルナレフ@ジョジョの奇妙な冒険――死亡】 【午前零時二十分/日本・渋谷】 【残響死滅《エコー・オブ・デス》@生徒会の一存】 【状態】健康 【装備】無し 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】 1:弟を護り、織田信長も他の人間も世界より消し去る。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2216.html
ゆっくりと亀が歩いていく。 いつも誰かに抱えられ移動する亀だったが、今夜は森の中におかれ誰も彼を持とうとはしなかった。 緩慢な動きで数歩進んだ亀に、重なった枝葉の隙間から二つの月灯りが降り注ぐ。 甲羅に埋め込まれた鍵が、一時光を反射して輝いた。 偶然それを見た梟の心臓に氷が突き刺さる。 使い魔の断末魔を感じて、会場のテーブルに並んだ料理に舌鼓を打っていたマリコルヌがワインの入ったグラスを取り落とした。 とまっていた枝から落下していく梟の首の付け根にペットショップの爪が食い込む。 雑草が伸び放題の湿った地面を鮮血で染め上げながら、ペットショップは遅い晩餐を始めた。 その傍ら、月明かりから出て行こうとする亀の中は沈黙に包まれていた。 降り注ぐ月光が照明が点けられた部屋を更に明るくし、ジョルノを睨みつけるマチルダを照らしていた。 「ま、待ってくれマチルダお姉さ「カメナレフッ! アンタに姉さん呼ばわりされる筋合いはないよ!!」…お、おう」 口を挟もうとしたポルナレフは一回り近く年下のマチルダにちょっぴりビビったが、顔色を窺いながらもう一度口を開く。 マチルダが怒るのもわかるが、こちらの事情も説明しておくべきだと思うからだ。 テファ自身が言うべきなのだろうが、もうポルナレフも無関係ではなかった。 「マチルダさん、ジョルノの奴はテファと距離を置くつもりなんだ。それに反抗してテファがこうしてアンタを助けに…」 何も言わないマチルダに、ポルナレフの言葉は尻すぼみになる。 だが一応耳には入れたらしいマチルダは、鼻を鳴らした。 「ジョルノ、私が怒ってるのがなんでかわかるかい?」 「穏やかに暮らしていたテファを連れ出して取り返しの付かない事をさせた。テファを大事にしてきたアンタはそれが許せないと思っている」 亀の中に置かれたソファに腰掛ながらジョルノは答えた。 マチルダ達にも座るよう手振りで促すが、マチルダは落ち着き払った態度が気に入らずジョルノの胸倉を掴みあげた。 「姉さん、乱暴は止めもがっ…!」 「テファ…っ。だから、アンタはちょっと黙ってな」 止めようとするテファの口を杖を一振り、土で塞いだマチルダはジョルノと額をぶつけた。 「ハズレだよ。そりゃテファを連れ出したんだ。当然怒ってるさ。でもね、私が怒ってるのはそんなことじゃない!今更テファを遠くに置こうとしたことさ!」 「言葉を返すようですが」 「黙りな」 有無を言わせぬ口調でマチルダは言う。 荒々しい口調が、テファのことになるなりなりを顰め、ひどく悲しい色を見せる。 「テファがこんなことを言うようになったのはアンタのせいさ。この子はね、親の仇を討つのだって拒否してたんだ。そのテファが、銃を持って私を助けに来た。アンタなんかの組織に入るのにね…!」 胸倉を掴むマチルダの手を解きながら、ジョルノはテファを一瞥する。 内乱に巻き込まれる危険があったとはいえ、ジョルノが連れ出してしまった混血の少女は自分を援護してくれる姉とジョルノを見ていた。 思わぬ援護を受けて希望に満ちた目、頬を薄く赤らめる彼女を見据えるジョルノの体をマチルダは掴みなおして言い聞かせるように言う。 「アンタがこの子に村にいちゃできないような経験をさせたんだ。さっさと別れりゃまだ良かったってのに…貧乏人が花壇の下に金が埋まってるって知って、そこに花を植えるかい?」 髪をかき上げて妙な例えを言うマチルダは、自分が貴族でなくなってからのことを思い出していた。 テファがここに来るまでに出合ったものとは全く違うだろうが、良くも悪くもマチルダも変わった。 痛んだ指先、手入れを出来ずに割れたこともある爪や新たな暮らしにあわせて変化した服装の趣味…挙げていけばきりが無い。 それ程ではないだろうが、テファだって変わってしまったことをマチルダは腹を立てながらも少しずつ受け入れようとしていた。 「責任を持ちな、それが筋ってもんじゃないかい? それとも、ギャングにはそんな甲斐性は無いかい?」 安い挑発に、ため息をつくジョルノが返事をするのを緊張した表情でテファは待った。 どうにかマジシャンズ・レッドで拘束から抜け出したポルナレフも心配そうにジョルノを見ていた。 視線を集めながらジョルノが考えていたのはジョルノ自身の過去だった。 自分もギャングの背中を追い、関わらせないようにした彼の態度を、矜持を踏みにじってギャングになった… ブチャラティもナランチャを止める事に失敗したという。 暫し時間を置いて、黙考していたジョルノはぐったりと体から力を抜いて頷いた。 結局は、やり方を間違えたということだ。 テファの情に甘えすぎた。 頷いた事が信じられない様子のテファを眺めながら、ジョルノは力の抜けた顔を引き締めた。 「いいでしょう。僕の仕事を幾つか手伝ってもらいましょう」 「幾つか? 言っておくけど、私は危険な仕事をさせるのまでは許可して無いよ!」 「特別扱いはしません。ですが、今のテファには表の仕事しかできないでしょう」 今度こそマチルダの手を振り解き、服を直すジョルノの言い草にテファはちょっぴり不満だった。 だが、その仕事の内容は想像がつかなかったし、何より共にいることを認めたかどうかが、気になっていた。 「じゃあ、これからも一緒に旅をしていいの?」 「旅をするかどうかはわかりませんが…貴方に覚悟があるのなら構いません、貴方にも行動を決める自由がある」 「あ、ありがとう…私、頑張るわ。まだ無理だっていう仕事だってきっとできるようになるわ…!」 表情を輝かせて物騒な事を言うテファにジョルノ達は揃って首を横に振った。 やれやれと苦笑しながらジョルノは弱点を抱える事になったのか、それともより強くなるきっかけを得たのか。 夢を自分の手で貶めたのか、夢により広がりや重みが加わったのかわからないままテファ達に背を向ける。 「これ以上はまた後で話しましょう。先に会場に戻っておいてください。僕は用事を済ませてから戻ります」 「用事? こんな時間にか?」 「はい。ポルナレフさん、テファとマチルダさんを頼みましたよ」 詳しく尋ねられる前にテファ達の事を頼んで、ジョルノは亀の外へ出て行く。 首を動かし周囲を見渡せば、幸い人影などは見えなかったがペットショップが微かに見覚えのあるフクロウの肉を啄ばんでいるのが見えた。 肉を飲み込みながら、得意げにジョルノに戦果を見せつけてくるペットショップから血生臭い風が吹いた。 亀の中から聞こえる、「所でポルナレフ…アンタ、亀じゃなかったんだね?」とドスの効いたマチルダの声を無視する。 もしかしたら学院の生徒の使い魔かもしれない。 そういう考えも浮かんだが…ジョルノはペットショップにもうすぐ来る者を襲わないようにと、無駄な殺しはするなと強い口調で言いつける。 ペットショップは、それに違和感を感じたが一先ず様子見と頷いてみせる。 エジプトにいた頃の主人も昼は屋敷の奥に閉じこもっていたからだ。 最後に、だが一撃で仕留めた腕などを褒めてから、ジョルノは用意しておいたポルナレフの亀とは別の亀に入っていく。 その短い間、思い通りに動いているわけではない。 だがしかし、ペットショップの目がジョルノを通して誰かを見ているのを感じる…狂信的な、黒い輝き。 肉を貪るペットショップから漂う際限の無い暴力の臭い。 全てがジョルノの思い通りに言っているわけではないということだった。 この、出会ってからのほんの少しの時間のうちにさえ、ひしひしと感じる邪悪さ、それを従わせ使っている己を。 ポルナレフやテファに見せていない姿を考え、自らの邪悪さをジョルノは実感する。 怯みはない。 ただその実感をどう処理するか今はまだ決めかねたまま、音を立てずに亀の中へと入ったジョルノを一人の女が待っていた。 ポルナレフの亀と全く同じ照明に照らされた女は純真そうなテファとは逆に、妖艶さを漂わせる美貌の持ち主だった。 ラルカスがこの場にいたなら気付いただろうが、彼女は先日ジョルノが共に食事をした組織の人間だった。 「ボス…! なんだいこんな」 髪をかきあげながらジョルノに近寄った女が黙り込む。 ジョルノは笑みを浮かべていなかった。 養豚場の豚を見る酷薄な目で、女を見ていた。 知らず下がる女に向けて冷たい声を出した。 「貴方、僕に言うことがありますよね?」 「…何の話だい? 夜の相手でもしろっての?」 冗談半分に女が軽くしなを作ってジョルノに擦り寄る。 ジョルノの返事は、スタンドによる攻撃だった。 女が反応する暇は全く無く、瞬きする間に砕けた自分の手を見て、一瞬遅れてやってきた痛みに叫び声が上がる。 砕けた手を押さえて膝を突く女に歩みよりながら、ジョルノは表情一つ変えずにポケットから包みを取り出す。 パッショーネが売り出している麻薬の包み。 それが女の手から流れ大きくなる血溜まりに落とされ、スタンドの攻撃を受けなすすべも無く絨毯の上に蹲っていた女の表情に驚きが走る。 「僕の麻薬は、この世界で僕が最初に作った規格統一品です。ブランドの一つと言ってもいい」 言いながら、ジョルノはほぼ同じ包みを取り出し、中身の粉を見る。 女の前に落とした包みの中身との合致は9割といった所だ。 最初ジョルノが気付いた時は9割五分だった…それは許しがたいことだ。 誤魔化す自信があるのか、開き直ったのか涙を浮かべた顔に強気な笑みを浮かべ、女が顔を上げた。 「だ、だから…何」 女の無事な手がゴールド・エクスペリエンスの力で砕かれ、ミンチになる。 血が新たに噴出し、叫びだす女の頭が殴られたように横に弾かれ黙らせられる。 「貴方、僕に言う事がありますよね?」 歩み寄っていたジョルノは、叫ぶだけで女は答えない女の隣を通り過ぎソファに腰掛けながら、また逆の手を砕く。 既に、ゴールドエクスペリエンスの能力で生み出された手をつけられ、再生しようとしていた手はまた潰れる。 「何度も同じ事を言わせないでくれ。無駄なことは嫌いなんだ。貴方のお友達とかのことも含めて、色々話してください」 言う間にも、ゴールド・エクスペリエンスの能力が生み出した手が潰れた手に接着されようとしている。 血液さえ補充したが痛みは残る。それを高度な水魔法と勘違いした女は、ジョルノが見たことも無いほど強力な水のメイジだと勘違いすると共に、女が言うまでやる気だと察した。 ポルナレフがこの場にいれば、残虐な行為に耐え切れず止めていただろう。 だがジョルノのストッパーになるような者はこの場にはいなかった。 本当はテファにこの光景を見せ、退かせようとも考えていたが…心の中で嘆息し、マチルダ達のせいにしてジョルノは女を見下ろす。 離反を決めた者から既に殆どの情報は聞いてある。 子供にも麻薬を売ろうとしていた女を見て、その者は離反を決めたらしい…それから数分で女を自白させ、学院に戻った。 先に戻ったポルナレフ達が通った道を通り学院の敷地内へと戻るその足は、敷地の端にある小屋へと向かう。 本塔と火の塔に挟まれた掘っ立て小屋からは妙な鼻に付く異臭が漂っていた。 ジョルノはそこへと足を踏み入れ、壁一面の本棚をはじめ雑然と秘薬をかき混ぜるつぼや薬品の瓶、試験管。 書物や天体儀などにザッと目をやり、これまた散らかった作業机に置かれたものへと目を止めた。 窓の外で、太った影がジョルノが来た森の方へとレビテーションで飛んでいくのが見えたが、無視して置かれた物を理解することに努める。 車輪に繋がったクランクを頂上につけた長い円筒状の金属の筒。 そこには金属パイプが繋がっている。 それを見て、ジョルノは目を見開きながら迷っていた事を一つ決めた。 パイプはふいごのようなものも繋がっており…その物体に注目するその隙に、ジョルノの背後に誰かが立った。 「そこにいるのは誰だね?」 「勝手にお邪魔して申し訳ありません。ミスタ・コルベール」 「いやいや、むしろよく入ってきたね。大抵の人はこの匂いを嗅ぐと逃げていってしまうんだが。ネアポリス伯爵…だったかな。」 コルベールは勝手に部屋に入っていたジョルノを怒るどころか、少し嬉しげに笑顔を浮かべた。 おどけた調子で会場からくすねてきたというワインの瓶を見せながら、さりげなく構えていた杖を隠すのをジョルノは見逃さなかった。 「貴方が興味深い研究を行っていると聞きました。よろしければお時間を頂きたい」 「おお! それは勿論構わないが…今夜はせっかくの舞踏会だ。また後日、明日でも明後日でも」 頭同様に輝くような笑顔を浮かべ、コルベールは窓から見える会場の方を眺めて言った。 「いや明後日は授業があるから…明後日なら夕方からならいつでもかまわんが」 「わかりました。明日また伺わせていただきます」 「そ、そうかね!」 余り研究を理解してくれる相手がいないのか、待っているからねと何度も言うコルベールに送り出され、今度こそジョルノは会場へと戻っていく。 ほろ酔い気分で授業用の発明品を作るコルベールが辞表を出すのは、それから暫くしての事になる… だが今夜はそんな先の事を気にする者はおらず、牛がうっかりフェイスチェンジがばれそうになったり、 ポルナレフが亀の中で妹を取られた自棄酒に酔ったマチルダに過去を問い詰められたり… ジョルノは何事も無かったかのようにテファやイザベラ達と一曲踊り、一夜を楽しんだ。
https://w.atwiki.jp/standbattle/
スタンドバトル@wikiへようこそ このwikiは『スタンド板』の非公式応援wikiです。 スタンド板とは、「スタンド使いなりきり掲示板」の略であり、オリジナルのスタンドを用いてTRPGを行う掲示板の総称です。 基本操作 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧表 @wikiの設定・管理 ヘルプ @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください アットウィキモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み ワープロモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン一覧 @wikiかんたんプラグイン入力サポート バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。
https://w.atwiki.jp/acjojo/pages/210.html
てs
https://w.atwiki.jp/jojobr2/pages/440.html
「……以上だ。君が眠っている間の事は、第三回放送も含めて」 「そう。その、ポルナレフ……さん、は?アタシを直接助けたのは彼なんでしょう?」 「ああ、彼なら今話した事を含めて俺と情報交換をしたあと、『次も“間に合う”ように』と言い残して出て行った。 具体的な場所は聞いてないが、南西の方に行くと聞いた。ああ、君が起きたらよろしく伝えてくれと」 「そう。確かに今の情報を聞いた限りじゃあアタシ達の向かっていないコロッセオだとか研究所だとかの方にも人がいる可能性は捨てきれないって訳ね」 「ああ――また出会えるといいなと思うよ。彼も君の事をひどく心配していた」 一通りの状況確認が終わったのち、暫くの沈黙が部屋を包む。 第三回放送が終了してからおよそ十分後。空条徐倫が目覚めた時の反応は怒りでも悲しみでもなく、驚くほど淡々としていた。しかし、下を向いている彼女の目には光り輝く星が映っているはずである。 ナルシソ・アナスイはこれが彼女の精神の強さなのだろうと理解していたし、その強さが誤った方向に歩きだすことのないよう、自分が傍で見守る事こそ己の使命だと感じていた。 そんなアナスイの想いがこもった瞳を見る事無く、ベッドの上でうつむいたままの徐倫がふと沈黙を破る。 「プッチも死に……いよいよ大詰めと言ったところね。先の情報によれば危険人物は――」 「ポルナレフの話によれば、彼の仇でもあるJ・ガイルと、君が向かった館にいた人間の数名。いや、大半と言った方が良いかな」 徐倫の口調が荒ぶる前にアナスイが答えを挟む。 徐倫が今までどのような戦いを繰り広げてきたか、それは多少なりポルナレフから聞いている。 それゆえに、彼女がこの事を口にし、再び行動を起こしそうになった時、自分はどう対処すればいいのか。その事ばかりがこの十分間、アナスイの脳内を駆け巡っていた。 そして、その答えを示す時が来た……否、示さなければならない時が来てしまった。 「大事な二人を忘れているわよ、アナスイ。ディオ……そして、全ての元凶である荒木をね。 そして、そこまで分かっているなら話は早いわ。このアタシ、空条徐倫がこういうシチュエーションの時どう言った行動をとるか……知ってるでしょう?」 ベッドからゆっくりと、しかし力強く降りる徐倫。その目は見つめる、と言うよりは睨みつけるような鋭さでアナスイのそれとかちあった。 一方のアナスイも、こちらはどちらかと言うと力強さの中に戸惑いや悲しみの色が見え隠れする濁った瞳で――徐倫を見据える。 「もちろんだ。だが、俺は君が死んでしまうような真似を見過ごす事は出来ない。共に行き、君を守ろう」 「アタシは死にに行くんじゃあない。ディオが生きていると分かった以上、再びあの館に殴りこみに行き、この血統の因縁にケリをつける。 そして――何が何でも荒木のところに辿り着いて見せる。これはアタシの目的よ。あなたが口を挟む事じゃあない」 「いや、口を挟ませて貰うよ。俺だって君の強さはよく知っている。だが、この一日の間に何があった?君だって無事では済まない。 俺はそれを何も知らないところで黙って見ている事は出来ない。君を荒木のもとに導く事は俺だって賛成だ。だが、その時に君の体力はどうなってる?」 決して一触即発と言ったムードではないが、重苦しく耐えがたい空気が部屋に充満する。 お互いがお互いの思う、正しい事を口にしており、それが間違った意見ではない。となればこの状況にも納得がいく。 ポルナレフは――この場にいなくて正解だったかもしれない。あの情熱はここでは空回りし、行き場のない苛立ちを抱えたまま……今後誰かの命の際に間に合う事は決してなくなるだろう。 「アタシはあなたが思うほど弱くない。女だからって守られてばっかりなんてのはゴメンよ」 「それはよく知っている。だがこれから無傷で勝ち残る事が出来るほど甘い世界ではないだろう。今ここに残っている連中が全員ラッキーで生き延びているのか?」 「そうは言ってない。むしろ強者ばかりが残っているならアタシが荒木に辿り着くための障害ばかりだという事。それを乗り越えてこそ辿り着けるものが荒木」 「話がループしてるぞ徐倫。障害が多いという事は君が負う傷はその数以上だってことを言いたいんだ」 重苦しかった空気が今度は一気に膨れ上がる。まるで徐倫の怒りが部屋全体を震わせているかのようだった。 「アタシが戦う事を望んでいないようね」 「厳密に言えば君が傷を負わなければ構わない。そして、それが不可能だと言ってるんだ」 「最強のスタンド使いである父さえもこの世界で死んでいった。傷を負わない戦いなどもう存在しないわ」 「そうして君が傷を負う事を俺は望んでいないし、傷を負えば君自身だって荒木に辿り着く事が不可能に近付くとわかるだろう?」 そして……アナスイが最も望んでいなかった事が徐倫の口から放たれた。 「だったら――力ずくでアタシを止めてみなさいよッ!」 同時に繰り出されるスタンド。その両拳をアナスイは寂しげな目で見つめていた。 「君に殺されるのなら本望だ」 自らの化身とともに唸り声をあげながら突っ込む彼女にアナスイの声は届かない。 もっとも、届いたところで拳を止める気などさらさらなかった。今の彼女にとってアナスイは『荒木打倒への障害物』でしかない。 「……とは、とても言えないな」 徐倫の怒号にかき消されるアナスイの唇が、そう動いた。 「徐倫―――」 迫りくるストーン・フリーの左拳をダイバー・ダウンが右肘を使って受け流す。 同時に、突進力に物を言わせ繰り出される右拳を左掌で抑える。 そして――空いた右手をストーン・フリーの左腿へ、能力を発動。 体内の構造を変えられてしまったストーン・フリーがぐらりと傾く。 それでもなおアッパー気味の左。彼女の精神は肉体がどうなろうとも留まらない。 「いつまでも―――」 彼女の事を想っていた。彼女の強い意志と聖母のような優しさがとても好きだった。 自分の闇が彼女によって晴れていく、そんな気持ちが彼を動かしていた。 バランスが崩れたアッパーカットは空を切り、その拳の慣性によってアナスイに背を向ける体勢となる徐倫。 背後からの攻撃はいささか気が引けたが――今度は右膝に対して能力を。 この時、回転力を利用した裏拳が胴を揺さぶるも、下半身がまともに機能しない今の彼女ではアナスイを昏倒させるほどの力はなかった。 「絶える事無く―――」 彼女の事を想い続けていた。だからこそF・Fと共に懲罰房に向かって彼女を救ったのだし、大金はたいて指輪も買った。 それが彼女に届く事はないと知ってなお、アナスイという男は徐倫という女を愛し続けたのだ。 下半身が利かなくなったと判断した瞬間、徐倫は天井に向けて左手から糸を繰り出し、ターザンロープの要領でなおもアナスイに攻撃を繰り出す。 だがそれもアナスイには届かない。徐倫本人はこの瞬間に気付くのだが、アナスイが変えたのは徐倫の骨格ではなくあくまでもスタンドの骨格。 糸を繰り出せば繰り出すほど、お互いが絡み合い解く事は困難となる。そして、スタンドのダメージは本体に影響する、という訳である。 しかしそれでも、それでもなお、空条徐倫は攻撃を止めなかった。残された右手をブンブンと振りまわし必死にアナスイを狙う。 だがそれも今やハエを叩き落とせるかどうかの頼りないもの。ゆっくりと徐倫のもとへ歩み寄るアナスイ。原形をほとんどとどめなくなった彼女を抱き上げる。 「―――友達で、いよう」 愛している、とは言えなかった。共に歩み続けよう、とも言えなかった。結婚なんて単語はこれっぽっちも出てこなかった。 だが、お互いがお互いを信頼しあい、尊敬しあいっていた。だがきっと、それは恋や愛とは別の何かである。 そしてその正体は、何物にも代えがたい友情であると、アナスイはこの時に確信できた。アナスイの中に浮かんだひとつの答えであった。 徐倫をゆっくりと抱きしめる。決して長い時間ではないが、しっかりと。 その手は彼女を守るための手。そのためには能力の発動を忘れない。徐倫の最後の腕さえもバラバラにし――アナスイが徐倫の身体を引き離した時、彼女は傍目には糸の塊のようにしか映っていなかった。 「今日の日は―――さようなら」 恋人同士とか、親と子でもなく……友人同士でも、教師と生徒とも違う。そんな奇妙な信頼関係が生まれる事はあるのだろうか。 いや、いつの時代とは分らないが、きっとそういう関係も生まれるのだろう。それはどんなに素晴らしい事か。その関係には愛を超えた何かがあるはずである。 徐倫を愛し続けるだけであったこれまでのアナスイには見えなかった道がひとつ浮かび上がったのだ。晴れ晴れとしている訳ではないが、どことなくスッキリした、そんな気分だった。 言葉を発する事さえなくなった徐倫の肉体をそっと抱え、ベッドに向かう。 そして己の分身、ダイバー・ダウンを呼び出しベッドに向けて一発。ぽっかりと空いた穴の中にゆっくりと徐倫を降ろし、そして再度ベッドを……今度は触れた。 もはや肉眼では確認できないが、空条徐倫の身体はベッドの木々にすっぽりとはまり、布団の繊維とも絡み合っており、動く事は出来なくなっていた。 「―――また、会う日まで」 荷物を拾い上げて部屋を出る。徐倫の荷物は『徐倫の下』に隠しておいた。 寂しげな狭い廊下の果て、ドアノブを握ったアナスイは振り返る事無く家を出る。もちろん鍵はスタンドを利用してかけておく。 彼の決意。それはあくまでも『徐倫を守る』事である。 現在の彼女は再起不能だが……決して死ぬ事はない。誰に見つかる事もなく、この殺し合いを『無事に生き延びる』のだ。 彼女が負う傷はかわりに自分が負えば良いだけの話。自分が障害を取り除いていけば彼女が拳を振るう必要も無し。何事も無事に済むのである。 最後まで自分が生き延びて徐倫を救いだし、自決。それで彼女は荒木との決着に全力を注げるという訳だ。 ここで考えられる問題は大きく分けて二つ。この忌々しい首輪が爆発する要因、すなわち禁止エリアの問題。そして、彼女を守る己の死の可能性、である。 前者についてはアナスイ一人ではどうしようもない。首輪をはずす能力のある人間がひょいと目の前に現れるなんて事はまずない。現実は非常である。 さらに言うならば、彼が戦闘中、あるいは負傷又は死亡によって禁止エリアの情報を得られないという事も重々承知できる。 要するに何が必要か、考えるまでもないだろう。仲間、と言うほどの贅沢は出来ないがとにかく人手が欲しいという事である。 一方の後者についても同様。人手があればどうにか間に合わせは出来る。 本体が死んだ場合は同時にスタンドの能力も消滅するという事はスタンド使いなら誰でも知っている。徐倫とて動けずとも能力の消滅はその身体で感じ取れるだろう。 そうなれば、実際には関節が極まっている程度のあの状態から抜け出すのは容易いし、仮にストーン・フリーが糸を伸ばす事無く精密な動作で絡まった糸を解けるのならば一応の復活は可能。 ここまではその気になれば彼女一人でも可能であるものの、アナスイがこれまで治すことを前提に能力を発動した事がないため、どう転ぶかは分からない。 そのための保険に『解き役』の人員が居ればいい、という結論である。 いずれにしても『人間』が必要である。共闘までする気はない。空条徐倫はこれまで孤独にこの殺し合いを乗り越えてきたに違いないからだ。 デイパックから方位磁針を取りだして数秒。彼の足は南を指す。一瞬DIOの館に行くべきか否かと思ったが、第一は彼女の生存確率を上げる事である。 彼には『ここを対荒木飛呂彦戦のために使う拠点とする。何があってもここを『帰る場所』として守っておいてくれ』 ……とでも言えば良いだろう。具体的な理由や行動の動機を聞かれた際にどう弁解するかはまだ考えていない。 だが彼とは約束をしてあるし、何より足の回収もある。 意見が対立した時に戦闘にでもなったら厄介だ、それが唯一の心配だったがここで行かない訳にもいかない。 たとえそこで何が起ころうと――向かうべきは、特別懲罰房。 【D-4 南部 民家の玄関先/1日目 夜】 【空条徐倫】 【時間軸】:「水族館」脱獄後 【状態】:これまでの負傷は応急手当済、全身が絡まっている(肉体的には関節が極まっている程度)、気絶中 【装備】:なし 【道具】:支給品一式、メローネのバイクはガレージに駐車してある 【思考・状況】 基本行動方針:荒木と決着ゥ!をつける 0:気絶中 1:DIOの館に向かい、DIOと決着ゥ!つける [備考] ※ホルマジオは顔しかわかっていません。名前も知りません。 ※最終的な目標はあくまでも荒木の打倒なので、積極的に殺すという考えではありません。 加害者は(どんな事情があろうとも)問答無用で殺害、足手まといは見殺し、といった感じです。 ※アナスイから『アナスイが持っていた情報』と『ポルナレフが持っていた情報』を聞きました。 【ナルシソ・アナスイ】 [時間軸]:「水族館」脱獄後 [状態]:右足欠損(膝から下・ダイバーダウンの右足が義足になっている)、それ以外は健康 [装備]:なし [道具]:支給品一式(食料、水2人分)、点滴、クマちゃん人形、双眼鏡、ラング・ラングラーの首輪、トランシーバー(スイッチOFF) [思考・状況] 基本行動方針:徐倫を守り抜き、ゲームに乗った参加者の無力化、荒木の打倒 0.以下の1~5を全うするためにも特別懲罰房へ行く 1.マウンテン・ティムに右足を返してもらい、D-4民家を『拠点』として守っておいてもらう。徐倫の事を言うかは未定 2.徐倫の敵は俺の敵。徐倫の障害となるものはすべて排除する 3.徐倫の目的、荒木のもとに彼女(と自分)が辿り着くためなら何でもする 4.殺し合いに乗った奴ら、襲ってくる奴らには容赦しない 5.徐倫に会った時のために、首輪を解析して外せるようにしておきたかったが出来なかった(大して後悔はしてない) [備考] ※マウンテン・ティム、ティッツァーノと情報交換しました。 ブチャラティ、フーゴ、ジョルノの姿とスタンド能力を把握しました。 ベンジャミン・ブンブーン、ブラックモア、オエコモバ、ミスタ、アバッキオ、、チョコラータの姿と能力も把握しましたが彼等は死亡したため重要視はしていません。 ※ティッツァーノとの情報交換で得た情報は↓ (自分はパッショーネという組織のギャングである。この場に仲間はいない。ブチャラティ一派と敵対している。 暗殺チームと敵対している。チョコラータは「乗っている」可能性が高い。 2001年に体に銃弾をくらった状態でここに来た。『トーキングヘッド』の軽い説明。) 親衛隊の事とか、ボスの娘とかの細かい事は聞いていません。 ※以上の事もティッツァーノが死亡し、誰かに伝えるといった目的があまりないため重要視はしていません。 ※ラバーソールとヴェルサスのスタンド能力と容姿を知りました。 ※首輪は『装着者が死亡すれば機能が停止する』ことを知りました。 ダイバー・ダウンを首輪に潜行させた際確認したのは『機能の停止』のみで、盗聴機能、GPS機能が搭載されていることは知りません。 ※ヴェルサスの首筋に星型の痣があることに気が付いていません。 ※ダイバーダウンが義足になっています。他の細かい制限は後の書き手さんにお任せします。 ※F・Fが殺し合いに乗っていることを把握しました。 ※以上の事を放送前後にポルナレフに情報として提供し、ポルナレフが得た情報について知りました。 なお、ポルナレフと荷物の交換等は行っていません。 ※以前の思考にあった、 6.万が一アラキに勝てないと分かればその時は……? 7.徐倫に会えたら特別懲罰房へ行く…のか? に関して、6に関しては完全に思考の外。7に関しては『向かう』と結論付けて思考から除外しました。 [備考] ※【C-4 DIOの館 門前】にヨーロッパ・エクスプレスが、 【C-4 DIOの館】にラバーソールのデイパック(支給品一式 ×5(内一食分食料と方位磁石消費)、 ギャンブルチップ20枚、ランダム支給品×1、サブマシンガン(消費 小)、 巨大なアイアンボールボーガン(弦は張ってある。鉄球は2個)、二分間睡眠薬×1、剃刀&釘セット(約20個))が放置されています。 ※ホル・ホースのデイバッグ一式がD-4 中央に放置されてます。 ※アナスイは拾っていないようです(発見していないようです)。 ※ダイアーの生首はE-5の繁華街の少し東の民家に放置されてます。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 173 For no one - 誰がために? 空条徐倫 190 夜の三者会談SOS 173 For no one - 誰がために? ナルシソ・アナスイ 190 夜の三者会談SOS
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/320.html
「ま! 人生の終わりってのはたいてーの場合 あっけない幕切れよのォー さよならの一言もなく死んでくのが普通なんだろーねえー ヒヒ…」 + 担当声優 難波圭一 CDカセットブック版 若本規夫 OVA版 安原義人 カプコン版 大塚芳忠 『オールスターバトル』 木内秀信 2014年アニメ版以降 安原氏は『特攻野郎Aチーム』のフェイスマンなど、色男役が多い御仁である。 大塚氏は洋画吹き替えで出番の多い声優であり、ホル・ホーチュウホル・ホースのイメージと合致している。 木内氏はPS2版『黄金の旋風』で暗殺チームの一人・メローネやサーレー、スコリッピを演じている。 『ジョジョの奇妙な冒険』第3部に登場する、DIOが金で雇った刺客の一人。 弾丸の軌道を自由自在に制御できる拳銃型のスタンド「皇帝(エンペラー)」を持つ。 スピンオフ『クレイジー・D(ダイヤモンド)の悪霊的失恋』にもメインキャラクターの一人として登場する。 名前の由来は、アメリカのポップス・デュオ「ホール&オーツ」との事だが、 アメリカのヒップホップ/R Bグループの「フル・フォース」という説もある。 + キャラ設定 「一番よりNo.2!」の信条から必ず他のスタンド使いと行動を共にしており、 インドのデリーでは鏡などの映る物の中から攻撃する光のスタンド「吊られた男(ハングドマン)」のJ・ガイルと、 エジプトのカイロでは未来を予知する漫画のスタンド「トト神」のボインゴと、それぞれチームを組んでいた。 ポルナレフには「他人の才能を見抜く才能がある」と評された。 スーパーファミコン版(通称コブラジョジョ)では、ボインゴの代わりにマライヤとタッグを組んでジョースター達の前に現れた。 最後の1人の生き残りを賭けて戦うバトルロイヤルアクション『ラストサバイバー』の登場時に上述の人生哲学から、 ダービー兄に「あなたの人生哲学に反するのでは?」と当然の如く質問されたが、 「たまにはNo.1ってのも悪くねぇなぁ」と答えている。 ちなみにソロ戦モード以外にペア戦モードもあるので、原作よろしく協力して戦うことも可能。 また、かなりの女好きで、自称「世界一女に優しい男」。この人といい勝負である。 「美人だろうとブスだろうと女を尊敬しているから女は殴らない」という信念を持つ(その代わり、結構自分の仕事のために利用したりするが)。 + J・ガイルの旦那&旦那戦ネタバレ 「映るものを多くし、軌道がわからなくなれば!もはや弱点はないッ!」 + 担当声優 千葉繁 CDカセットブック版 麦人 OVA版 安原義人 カプコン版 立木文彦 『オールスターバトル』 桐本琢也(現・桐本拓哉) 2016年アニメ版 千葉繁氏は『オールスターバトル』ではイギー、TVアニメでは4部の吉良吉影の父・吉廣、 6部の(スタンド「ボヘミアン・ラプソディー」で出現した)ケンシロウとラオウの対決による新宿の壊滅を伝えたニュースキャスターの声と、 何かと出演機会を得ている。 またアニメ版6部では麦人氏もケンゾー役にて起用されている。 J・ガイルの旦那は、ポルナレフが探していた「妹の仇である、両右手の男」であり、 醜悪な外見で犯罪を繰り返す卑劣漢でもある(しかしエンヤ婆は溺愛していた)。 破壊力 - C スピード - A 射程距離 - A 持続力 - B 精密動作性 - D 成長性 - D 旦那のスタンドであるハングドマンは、鏡などの光を反射する物体の中に潜むスタンドである。 当初はポルナレフには鏡の世界の中にいると思われていたが、実際は光そのものに近い (イメージとして反射物をジャンプ台に動くスタンド、そのジャンプ台の鏡に映っている範囲には一方的に攻撃が可能)。 鏡に映った風景の中から一方的に攻撃できるため無敵と思われていたが、 鏡から鏡へ光速で移動する一瞬は完全無防備かつ一直線という唯一の弱点が存在する他、 花京院の策略にハマった場面を見る限り「反射と無関係な方向には動けない」「今いる所が反射しなくなると強制移動」などと、 移動関連に厳しいルールがあるため、それが見破られると一気に不利になるという弱点がある。 自身がポルナレフの妹の仇である事を利用して単独行動を誘い、彼を助けに来たアヴドゥルを倒す事に成功するが、 生きるために闘う事を決意したポルナレフに上記の弱点を見切られた上に、花京院の機転で移動の際の軌道を固定され敗北。 最後はポルナレフに「針串刺しの刑」にされ泣き喚きながら地獄に堕ちていき、その死体は文字通り「吊られた男」となった。 余談だが、ポルナレフが「鏡の中の世界」と言ったのに対し、 花京院は「鏡の中の世界なんてありませんよ。ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」と答えたが、 後の第五部にて本当に鏡の中の世界を作り出すスタンドが登場したため、花京院の発言と合わせてよくネタにされる。 また、ポルナレフの妹を襲う時の回想シーンでは、妹の友人曰く、 「雨が降っていたのにドーム状の何かに守られて雨に濡れていなかった」らしいのだが、 この能力は後に明かされたハングドマンの能力と結び付くとは思えず、結局何だったのかは不明のままである。 実は、これは元ネタであるJ・ガイルズ・バンドのアルバムジャケットのパロディという説がある。 もうひとつ余談として、旦那の名前の由来はTVCMでお馴染み「堕ちた天使」の「J・ガイルズ・バンド」。 念のためだが「J・ガイル」のバンドではなく「J・ガイルズ」のバンド。 また、『ストリートファイター』シリーズのガイルの名前の由来としても有名なキャラである。 両手とも右手になっている作画ミスを「J・ガイル」と呼ぶのもこれが由来(女性の場合は「エンヤ婆」とも)。 他の金で雇われた刺客達同様、必ずしもDIOに絶対の忠誠を誓っているわけではない。 実際、劇中ではジョースター一行と戦うよりもDIOを暗殺する方が容易と判断し、一度は反逆を企てた。 しかし実行寸前になって、それを察したDIOによってその恐怖の片鱗を改めて見せ付けられ、これを断念。 服従を誓い直している。 ちなみに、作者のインタビューによるとホル・ホースは当初はジョースター一行の仲間になる予定があったらしい。 ホル・ホースは、仲間にしようかと思ったりもしました。でも、仲間になるヤツばっかりだと面白くないなと思い直して・・・ 仲間になりそうでならないやつがいてもいいんじゃないかと。ホル・ホースの性格を考えると、仲間にはならないんですよ。 けっこういいかげんな性格で、あっちへふらふらこっちへふらふら。コウモリみたいなヤツ。 でも、ホル・ホースは、もっと登場させたかったですね。ポルナレフと同じくらい、動かしやすいキャラだったし、描いてて面白かった。 あと何回か、登場させてあげたかったですね。 (※ソースは画集『JOJO A-GO!GO!』) 実際、J・ガイルの母親であるエンヤ婆との戦いでは、J・ガイルと違って逃げ延びたが故に逆恨みされ、 J・ガイルを倒して妹の仇を討ったポルナレフと一緒に襲われたために擬似的な共闘関係になったり、 単行本16巻の表紙ではまるで仲間になったかの様にジョースター一行と一緒に描かれている。 当時のジャンプ本誌の巻頭カラーでも、ジョースター一行とホル・ホースが一緒にダンスを踊るものが掲載された。 しかし、初登場時にアヴドゥルを殺したのは彼なので(実際には死んでいなかったが)、 やっぱりポルの心情的に共闘は難しかったとも言える。人が死んでも簡単に生き返る世界だったらまた別の話だったかもしれないが。 一見すると小物悪役のテンプレのような人間だが、小説『OVER THE HEAVEN』では、 DIOからはそのコウモリのような性格や悪運の強さを含め気に入られているという描写になっている。 一方で忠誠心の塊かつ懐刀であるはずの彼についてはあまり評価していないという設定だが、 これは第1部にてDIOが犬が嫌いと発言する場面(有名な「何をするだァーッ!ゆるさんッ!」の前後参照)があり、 (あくまで小説での設定だが)熱い忠義の持ち主よりも裏切る気満々な野心家な方を好ましく思う、という事だろう。 + スタンド「皇帝(エンペラー)」 「『銃は剣よりも強し』 ンッン~ 名言だな これは。」 破壊力 - B スピード - B 射程距離 - B 持続力 - C 精密動作性 - E 成長性 - E スタンド「皇帝(エンペラー)」は他のスタンドとは一風変わった、拳銃そのものの形をしたスタンド。 六連発リボルバーの形状をしているが、弾もスタンドなので弾切れは無い模様。 勘違いされやすいが、普通のスタンドと同じくスタンド使い以外の人間には見る事はできないため、 一般人への脅しなどには使えない(ドラマCDでやったように撃ってしまえば別だが)。 普通の拳銃のように扱える他、自在に出し入れできたり弾道を自在に操れたりと何かと便利だが、 銃弾そのものに誘導機能は無いのでホル・ホースが目視で調整する必要がある事、 そして銃弾は勝手に進む(少なくとも止めて方向転換できるような描写は無い)ため、 彼がよそ見をすると予想外の物に当たる危険がある事などからか、精密性が「E」評価である。 また、命中精度以外に距離が離れると威力が落ちるなど飛び道具のスタンドのわりに超遠距離戦向けではなく、 劇中においても少しトラックで逃げられただけで追撃を諦めたりしている。 また、発射された弾丸も含めたスタンドのため、何らかの方法で弾丸を破壊されてしまうとホル・ホースにもダメージがあると思われる。 弾道を変えられるため、インファイト型のスタンドには滅法強いが (ただし銃弾をつまめる素早さのスタープラチナなどが相手の場合どうなるのかは不明)、 あくまで弾丸そのものの軌道範囲に準じた攻撃力であるため、面での制圧力を持つモハメド・アヴドゥルなどとは相性が悪いと本人自ら明言。 実際に戦ってはいないが、第4部のバッド・カンパニー等あたりも、制圧力で劣る相手となるだろうか。 また、「弾丸を銃で撃つ」「銃弾は(一応軌道変更はできるものの)銃口から飛び出す」という普通の銃に近い動きなので、 本体を拘束する「正義」を相手にした際、腕の向きを変えられて自分に発砲してしまった(反射的に解除したのでに致命傷にはならず)。 「銃弾形状をした超小型の中~近距離パワー型」と考えると、その長所短所がイメージしやすい。 シンプルだが応用力も高く、サポートに回ると滅法強い、正にホル・ホースにぴったりのスタンドなのだ。 拳銃という共通点からグイード・ミスタのピストルズとどっちが強いのか議論になるが、 ミスタの銃と弾はスタンドではないため銃がないと真価を発揮できないが、ピストルズ自体に自我があるので発射後も臨機応変に対処してくれたり、 偵察に使えるなど使用目的がかなり違う。 最終的には皇帝のタロットカードがミスタの最も嫌う数字4番である事から精神的ダメージの方がヤバい、という説が王道となっている。 ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』でのホル・ホース アーケード版『ジョジョ』にも『未来への遺産』から登場。上記の設定の通り相棒のスタンドを上手く活用する事で初めて戦えるキャラ。 スタンドモードが無い代わりに、Sボタンで弾道を自在に操れる弾丸を発射する「皇帝ッ!」を使えるのが大きな特徴 (ボタン入力後にしばらく硬直があり、その間に弾道を入力する)。 他にも中段対空技の「J・ガイルのだんな!」や、地面からハングドマンを呼び出す拘束時間の長い「ハングドマン」、 上下の撃ち分けが可能な普通の弾丸を発射する「ハジキだッ」と、豊富な飛び道具を持つ。 これらを使って相手の動きを制限しつつ自分のターンを作っていく。後はホル・ホースらしく逃げるも良し、差し込みに行くも良し。 また、一定時間操作可能で突然急加速するガード不能の弾丸を発射するスパコン「弾丸の軌道」での起き攻めや対空が非常に強力。 だが色々と欠点も多いので中堅。まあホル・ホースらしいと言えばらしいかもしれない。 「J・ガイルのだんな!」 「フッフッフ…… 悔しいか?」 スーパーコンボ「最強のコンビ」ヒット時にJ・ガイルの台詞が入るが、声が籠もりまくっているため、 「悔しいか?」が「いわし」に聞こえてしまうプレイヤーも多い。 さらに「悔しいか?」の後にヒット音と重なってしまうため、聞き取りづらいが「死ね!」とも言っている。 + with J・ガイル版 軽~く技説明 皇帝ッ S 空中可 撃った直後に硬直があり、この間にレバー入力をプログラムすると、硬直が解けてから入力の通りに弾が飛ぶ。 地上版は方向キーを押しながら入力すれば初めから任意の方向に銃身を向けて発射できるが、 空中版は前方(水平)のみ。 扱いは難しいが、上手く使われると敵としてはかなりやっかいな技。 ハジキだッ! ↓↘→+攻 ごく普通の銃弾を撃つ。強で出すとしゃがんで撃つ。 撃った後に上下キーを入力していると、若干軌道が上下に曲がる。 強版は下段なので状況によってはガー不連携も可能。 J・ガイルのだんな! →↓↘+攻 空中可 原作漫画での、ハングドマンの行動範囲拡大のためにガラスの破片を撒き散らす行動を元にしたらしい技。 「だんなァ」の声と共に弱で真上、強で斜め約45度、中はその間の角度に向けて弾丸を放つ。 空中版はどのボタンで出しても撃つ方向は斜め地上での強と同じ約45度になる。 この弾丸そのものにも攻撃判定があるが、弾丸が敵に当たらず画面上まで抜けるとガラスの割れる音がし、 破片が降ってくる。弾丸が画面外へ出るのが条件なため破片の位置は画面の拡大縮小に影響される。 よく見ると破片から破片へ黄色いラインが走っているのだが、これがハングドマンなのだろう。 だが、画面内に前の破片が残っていても出せるし「ハングドマン」との併用も可能。この辺、ちょっと謎である。 このガラスは中段判定で、多段ヒットする。 ちなみに、たまにガラスではなくボインゴが降ってくる。このボインゴが画面内から消えるまでは投げの威力が二倍になり、受け身不可能になる。 ハングドマン ↓↙←+攻 ハングドマンが地面から飛び出して攻撃する。現れる位置は弱、中、強の順に遠くなる。 空中ガード不能で当たると長く硬直するので、近くならスライディングで転倒させたり、「最強のコンビ」を当てる事ができる。 ぶちまけろッ! ↓↘→+攻×2 空中可 銃を10連射する。弱と中の同時押しで立ったまま、強を含む同時押しだとしゃがんで撃つ、こちらも下段。 当たりやすさとしてはしゃがみの方が確実。威力は結構高い。 空中版は斜め下方向に12連射する。銃弾は結構広範囲に散らばるが一発のダメージはしょぼいので、 精々牽制に使うぐらいしか使い道は無い。 最強のコンビ(吊られた男) ↓↙←+攻×2 画面手前3カ所に銃弾を撃ち込み、いずれかが当たると敵をロックして演出に移行する。 ハングドマンがゆっくりと歩み寄り、相手の首筋にナイフを突き刺す。 出は早くないのでぶっぱしてもしょうがないが、上記の通り「ハングドマン」から確定する。 弾丸の軌道 ←↓↙+攻×2 発射後一定時間、非常にゆっくり飛ぶ銃弾を撃つ。その間は自由に軌道を操作でき、時間切れになると一気に超高速で飛んでいく。 ボタンを押し続けると連続で撃てる(ゲージは消費する)。また、この追加射撃の暗転中、 チートダムのような感じで前の銃弾は動き続ける。ちなみにガー不。 このゲームはリバサが無い仕様なので起き上がりに重ねると強烈。また、動きの制限される空中の敵を狙うといい的になってくれる。 また、ポルナレフが相手の時と女性キャラが相手の時は、挑発時の台詞がそれぞれ変わる。 ちなみにPS版のスーパーストーリーモードでは、原作再現として隠しステージでホル・ホースを使用して影ディオと戦えるのだが、 この時は J・ガイル関連の技が一切使えないホル・ホース単独 で戦う事になる。 参考動画 ホル・ホース&ボインゴ 「ボインゴとこのホル・ホースは無敵のコンビだぜーーっ!!」 また、原作3部後期にボインゴと組んで再登場した時を再現した「ホル・ホース&ボインゴ」も隠しキャラとして登場している。 + ボインゴについて 「ト、トト神の漫画の予知は 100%です」 + 担当声優 高木早苗 カプコン版 菅沼久義 『オールスターバトル』 くまいもとこ 2016年アニメ版 白紙の本に近い未来を漫画として映す「トト神」のスタンド使いであり、兄以外とは話す事ができない陰気な少年。 「トト神」の予知は100%絶対に当たるが、本体の意思とは関係無しに自動で刻まれる上に描き換える事もできず、 さらには細かな過程が描かれないため「美女の背中を蹴ると宝石が貰える」など一見突拍子も無い展開になったり、 トンチのような解釈で想定していたのとは違う(それでいて予言とは矛盾しない)結果に辿り着く事もあるなど、非常に扱いづらい能力である。 当初は、自在に自分の姿を変えられるスタンド「クヌム神」を持つ兄オインゴと共にジョースター一行に襲い掛かるが、オインゴが自滅し再起不能に。 そこをJ・ガイルが居なくなってソロになっていたホル・ホースに目を付けられ、半ば誘拐に近い形で共に再度ジョースター一行に挑む。 劇中では箱に隠れた姿で登場する。 なおトト神にはホル・ホースのことを「とっても意地悪で嫌な奴だけど兄の仇を討つためなら仕方ない」と記されているのだが、 ホル・ホース自身はボインゴに乗り物酔いで胸元に嘔吐をぶちまけられても文句一つ言わず、 迷子になってしまった時のために小銭を渡しておくなど、割と丁寧に扱っている。 + ネタバレ ボインゴの予言通りの行動でホル・ホースはジョセフ、アブドゥル、ポルナレフを倒すが、 最終的にはトト神の予言が裏目に出て、自らのスタンドの弾丸を喰らって自滅。 幸い一命は取り留めたものの重傷を負い、病院送りとなってしまう。 ボインゴはこの自滅を見て改心し、 「攻撃よりも自分達兄弟の幸せや困っている人のために役立てた方が、もっと人からも好かれるし良い運命もやってくるような気がする」 と、自分のスタンドの真の使い道を悟る。 そして、「この戦いで大きく成長しました」と隠れるのに使っていた木箱を蹴飛ばして胸を張って帰ろうとする。 ……が、その木箱が偶々そこにいたイギーに当たってしまい、怒ったイギーに攻撃されて(お尻を噛まれたらしい)、 結局前以上に暗い性格のまま入院。そこで「人がそんな簡単に変われて成長できるなら、誰も苦労しない」というトト神のツッコミを受けた。 『人の性格がそんなに簡単に変えられ成長できるなら誰も苦労しません ボインゴは前以上に暗ーい性格のままホル・ホースと仲よく入院したのでした……!』 ちなみにこの時ホル・ホースは「弾丸が額に命中するも、眉間を抉っただけで幸運にも脳までは届かなかった」ために生き延びている。 これは奇しくも彼がインドでアヴドゥルを撃った際と同じであり、運命の皮肉を感じずにはいられない。 + ちなみに 小説『OVER HEAVEN』では、DIOの目線から見たボインゴが登場しており、 なんとDIOに「天国」についての示唆を与えた存在という重大な役回りを担っている。 トト神の能力を知ったDIOが「避けられない悲劇がそのスタンドに現れたらお前はどうするのか?」と問いかけた所、 「たとえ避けられない悲劇でもそれを知っていれば『覚悟』する事はできる」とボインゴは返している。 ……そして、DIOはその言葉をノートに記し、そして最終的にノートの記憶は第6部にてプッチ神父の手に渡る事になる。 プッチはそのノートを元に、「あらゆる生命が『覚悟』を決めた世界こそが天国である」と確信するに至り、 最終能力「メイドインヘブン」を発現する事に成功する。 つまり「第6部最終盤の激闘、そして世界を一巡させた遠因の一人」というとてつもないキーパーソンとなっているのである。 なお、DIO本人は「トト神で分かる程度の未来では天国に辿り着けない」と、「後に現れる他のスタンド」に可能性を託している。 + 未来のボインゴ 4部の開始直前を描いた『クレイジー・Dの悪霊的失恋』では再びホル・ホースの協力者として登場。 年代的には青年になっているはずだが、何故か殆ど見た目が変わっておらず、作中でも子供扱いのまま。小人症なのだろうか 兄弟揃ってマライヤとケニー・Gの元に居候していたが、トト神の予言に従いホル・ホースと共に杜王町に訪れる。 そして追加の予言に従い、なんとトト神(の宿った本)を手放し、本人は迷子として東方良平(仗助の祖父)の務める交番に保護された。 手放したトト神の漫画本は本作のオリジナルキャラである花京院の従妹「花京院涼子」の手に渡っており、 涼子が彼の死の秘密を探るための道具として利用されていく事になる。 本作では予言を映し出すのは上画像にも描かれている本でなければならないとされており、 また本を手放した後は、ボインゴではなく本を拾った涼子の未来を映している。 トト神は射程距離Eという設定だが、恐らく本作では「本体ではなく漫画本を中心とした能力の射程」と解釈されたものと思われる。 J・ガイルとのコンビネーション技が削除された代わりに、やたらと原作再現度の高い技が追加されているのだが……。 詳しくはコチラを参照。 + withボインゴ版 軽~く技説明 皇帝ッ S 空中可 J・ガイル版と基本的には同じだが、出が速い分軌道をプログラムする時間が短い。また、地上でも前にしか撃てなくなっている。 ハジキだッ! ↓↘→+攻 こちらも大体同じだが、硬直が長くなっている。 グラスシャワー →↓↘+攻 空中可 ハングドマンらしき黄色のラインは消えているが、ダメージ量も含め性能は「J・ガイルのだんな!」とほぼ同じ。 …という事は、実は旦那は何もしていなかったのだろうか? なお、流石にボインゴが落ちてくる事は無い。 ぶちまけろッ! ↓↘→+攻×2 空中可 ほぼ同じ。空中版の威力のばらつきはなくなった。 予知は絶対 1回転+攻 コマンド投げ超必。ホルボイの貴重な強み。 相手の鼻の穴に指を突っ込むと、突如トラックが突っ込んでくるという、シュールな演出の技。原作でポルナレフに仕掛けた技(?)である。 コマ投げなので当然崩しに使える上に、なんとガードさせてから確定。また、貴重な切り返し技としても機能する。 ただし、トラックの部分は打撃判定であり、相手の大きさによってヒット数にばらつきが出る。イギーや鳥だとカス当たりになりやすい。 パイプメイズ ←↓↙+攻×2 パイプに7発の銃弾を撃ち込み、それが時間差で襲ってくるという技。 同時押しのボタンの組み合わせで左下、右下、中央上の任意の場所から発射させる事ができる。 何気に撃ち込む時にも攻撃判定があり、必ずスタンドクラッシュさせる上に受け身不能だが、威力はゼロ。 撃ち込んでから発動まで4~5秒かかるが、その間に攻撃を受けるとキャンセルされてしまう。上手く弾幕を張るなりして守る必要がある。 しかもせっかく発動できても、パイプから飛び出す弾はガード不能だが威力は低い。挙げ句の果てには場所が悪いとそもそも当たらない可能性もある。 演出の原作再現度はかなりのものだが、ロマン技、ないしは死に技の類である。 MUGENにおけるホル・ホース + y.y氏製作 ホル・ホース/ホル・ホース&ボインゴ y.y氏製作 ホル・ホース/ホル・ホース&ボインゴ 現在は入手不能。 通常版とボインゴ版の両方がセットになっており、sff・air・sndは共通のファイルを使用したHDに優しい作り。 概ね原作再現だが、細部が異なる。 2007年末にJ・J氏やrei氏によるAIパッチが公開され、トーナメント動画でも中々の活躍をしている。 J・J氏のAIは「ハジキだッ!」弾幕から「最強のコンビ」への連携がメインとなっている。 「最強のコンビ」による締めは中々見栄えが良い。 弾幕とジョジョらしい高火力を持つ通常版はもちろん、原作では最弱候補のボインゴ版も中々の強さを誇っている。 ただし、AIは「弾丸の軌道」を使わない。そのため決定力に欠け、対空も強くない。 しかしそれを差し引いても弾幕は強く格闘戦もそれなりにこなすため、 タッグではある程度どんなキャラと組んでも中々の強さを発揮してくれる。 MUGENでも「一番よりNo.2」を実践してくれる事請け合いだろう。 rei氏のAIは対人用AIになっており、J・J氏のAIとは打って変わって、弾幕を張らずに慎重に立ち回る。 「皇帝ッ」や「弾丸の軌道」をそつなく使いこなすスマートなホル・ホースになっている。 一部の技のバグや不具合の修正、及び性能をDC版に近付ける改変パッチも兼ねているため、 原作に近い再現度のものを使用したいという方はぜひ適用しておこう。 なおかつボインゴ版にはボインゴが入った箱を蹴り飛ばすオリジナル技「ウリヤヤヤアアアァァ!!」が搭載されるので、新しい戦法もできるだろう。 こちらは本体の入手が不可能になるのと同時に公開停止された。 2013年12月、新たにじゅかい氏のAIが公開された。通常版オンリーで動作するAIなので注意。 J・J氏のAIをベースに製作されており、10段階でのレベル調整が可能。 最大レベルでは強上位クラスとなり、ガー不連携から壁当てコンボで体力をごっそりと削り取るアグレッシブな彼を拝める。 また、J・ガイルを使わなくなるソロ・ホーススイッチや、ゲジマユ化カラーが追加されており、幅広いランクで戦う事が出来る。 ゲジマユカラーでは凶ランクに足を踏み入れる事も可能。 この他に、朔丸2nd氏によってOVA版の若本ボイスにするボイスパッチが公開されている。 このボイスパッチを導入するとOVA同様J・ガイルの声も麦人氏に変更される。 また、がんま氏によってホル・ホースの声を『オールスターバトル』の大塚ボイスに、 J・ガイルの声を立木文彦氏に変更するパッチも存在する。 がんま氏ボイスパッチ(DLリンクは古いものなので注意) + お家氏製作 『ASB』仕様 お家氏製作 『ASB』仕様 2014年6月、お家氏により公開された『ASB』仕様のホル・ホース。 「ゴゴゴモード」や「プッツンキャンセル」など原作のシステムを一通り搭載しており、ボイスも大塚芳忠氏のものになっている。 挑発時や勝利時のセリフやモーションも選択可能(デフォルトだと全てランダム)で、女相手だと性能が変化する。 ボスモードも搭載しており、イントロ中にSボタンを押し続けた後終了直前(エンペラーを消す辺り)で離す特殊コマンドで起動する他、 コンフィグで常時ON・OFFを選択可能。 ボスモード状態だとパイプメイズや、無敵状態になりつつマーカーを出現させボタン入力でガー不射撃を撃つオリジナル技などが使用可能になる。 AIもデフォルト搭載済み。 また、がんま氏により声を冴羽獠(神谷明氏)にするボイスパッチも製作されている。 + JtheSaltyy氏製作 CVS2風アレンジ仕様 JtheSaltyy氏製作 CVS2風アレンジ仕様 2020年8月に公開された、MUGEN1.0以降専用のホル・ホース。 システムは『CVS2』風で、EX技やブロッキングにゲージ溜め、オリコンなどが使用可能。 さらにスタートボタンを押しながら選択する事でホル・ホース&ボインゴを使用できるという、一粒で二度美味しい仕様である。 このボインゴモードには専用のゲージが備わっており、これを消費して当身や強力な技を使用する事ができるのが特徴。 ほぼ全ての技が搭載されているが、最強のコンビが原作とは全く違う演出の3ゲージ技になっていたり、 ボインゴモードではグラスシャワーが削除されているのをはじめ、パイプメイズが発動前に攻撃を受けても中断されなくなっていたり、 予知は絶対が弱体化していたりと、性能面も一部アレンジされている。 なお、従来の最強のコンビは「Hanged Man Combination」という2ゲージ技として健在なので、例の「いわし」が聞きたい貴方も安心。 AIはデフォルトで搭載済み。 両モード共にアドバンシングガードやブロッキングを巧みに使いこなすため、中々手強い。 DLは下記の動画から プレイヤー操作 + DrKelexo氏製作 HOL FUNTIMES DrKelexo氏製作 HOL FUNTIMES TroublemanやBootleg Ryu等で知られる氏が製作した、妙に毒々しい色合いのホル・ホース。 というか大ポトレの時点でおかしい。 その異様な外見に違わず凄まじいネタキャラであり、各種動作がバグったような動きなのをはじめ、 イントロで謎の音楽を流しながら降ってきたり、トランクを設置して爆破したり、 「ポォンジュゥゥゥス!!」とシャウトしながら皇帝から謎の飲み物を発射したりと色んな意味でやりたい放題である。 + 配管工赤親父氏製作 あらゆる場面においてNo.1よりNo.2を目指す男ホル・ホース 配管工赤親父氏製作 あらゆる場面においてNo.1よりNo.2を目指す男ホル・ホース どないやを基にした愛を滅ぼす聖帝サウザーを基にした北斗神拳伝承者ジャギ様を改変したホル・ホース。要するにのりもの。 象に乗っており、当たり判定がホル・ホースにしか無いため、AI殺しの仕様となっている。 公開場所であったニコロダ消失後は、弾丸マックス氏によって代理公開されている。 世界一女に優しい男である彼だが、無論MUGENではそんな事お構い無しに攻撃する。まぁ原作ゲーでもミドラーとかマライヤを普通にやっつける事はできるしね。 ニコニコMUGENでの愛称は「ホル」。相方として登場する事の多いJ・ガイルはもっぱら「旦那」と呼ばれ親しまれており、 二人揃ってストーリー動画などに出演する事もしばしば。なお念のために言っておくと、 「最強のコンビ」などで出てくるのは旦那のスタンド「ハングドマン」でありJ・ガイル本人ではない。 出場大会 + 一覧 【ホル・ホース】 シングル 第4回トーナメント AI付きシングル戦 ゲージMAXトーナメント【ゲジマユ】 弾幕グランプリ 源流斎マキトーナメント 夢幻界統一トーナメント【実況】 続・新弾幕グランプリ ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 弾幕グランプリHARD オールスターゲージ増々トーナメント ちょwおまwwみなwぎりwすwぎwwトーナメント 弾幕グランプリ次代の鳥杯 人は銃で撃たれると死ぬトーナメント MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 普通!凶~狂の狭間大会 理不尽押し付けランセレバトル!! MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント 刹那の早撃ちトーナメント 銀侍前後 凶上位ランセレバトル 凶上位付近シングルバトル ピカ様主催!凶チュウ位シングルランセレバトル 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 新弾幕グランプリ タッグ 他力本願タッグトーナメント 第2回同人キャラ混合タッグ選手権 ルガール運送(株)主催!男女タッグトーナメント 【直感とネタで】タッグ戦するよー ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】 新生タッググランプリ【並と、強と、時々凶】 源流斎マキタッグトーナメント 第2回いつかの敵は今日の相棒大会 良タッグ発掘男女タッグバトル大会 アンノーン主催FINALバトルロワイアル MUGEN FANTASY タッグトーナメント 再び男女タッグトーナメント-ニトロワ杯- タタリフェスティバルッ!! ふたたびのりものたいかい 強肉弱食 味方殺しランダムタッグバトル 統劇!MUGEN オールスタータッグトーナメント2010 第一回MUGENバスターズ!タッグトーナメント ゲージ増々タッグトーナメント 目指せ名勝負!スーパー連携タッグリーグ 地獄のサバイバルレース30里 mugenオールスター?タッグファイト 19XX年!4大勢力対抗!セルハラっぽいランダムタッグバトル!! オールスター男女ペア大戦2011~MUGEN戦士は二度死ぬ~ 第4回遊撃祭 巡り会う運命よ再び!高性能タッグ大会【ステラ杯2】 友情の属性タッグトーナメント2 超お神杯凶上位前後タッグバトル 凶者繚乱タッグバトル 傭兵&隠者たぶん前後ランセレタッグバトル MUGEN祭 並盛りタッグトーナメント 大お神杯凶上位付近タッグバトル 友情の属性タッグサバイバル 武装派vs肉体派 交代式タッグ大会 ヨハン&ゲーニッツ中心凶タッグバトル 大乱闘!!MUGENタッグマッチ2 宇宙丸ごと大決戦!! 弾幕タッググランプリ チーム はい、二人組み作ってトーナメント 第2回 漢だらけの格闘大会 作品別頂上決定戦 特殊イントロで始まるトーナメント はい、三人組作ってトーナメント 4人チームトーナメント オロチフルボッコ杯 3on3 Battle Arms(武器)トーナメント MUGENカテゴリトーナメント King Of Mugen Fighters Anime VS. トーナメント エロゲBGMでリーグ戦するよー 4人チームトーナメント ポルポルフルボッコ杯 高性能チームトーナメント【最終鬼畜全部大将】 あの日の俺に会いに行く mugen懐古厨大会 3on3 強キャラリーグトーナメント【1万件記念】 ネタかリアルか?作品別本気80%トーナメント 好きなキャラだけでトーナメント 正統派作品別トーナメント 俺の独断と偏見による自己満足トーナメント 大富豪でランセレバトル 弾幕グランプリX 男女対抗チームトーナメント 作品別「オレ、主人公だから大将なっ!」トーナメント 作品別グランプリ 無茶?無謀?第5弾 『成長+大貧民』 一文字テーマ別 3on3チームトーナメント 素数杯 危険な町!サウスタウントーナメント 陣取り合戦TAG 無縁塚トーナメント 大規模!作品別 成長ランセレサバイバルバトル 頂上対決チームトーナメントII 凶上位前後 新世代VS歴戦バトル 作品別10人組お祭りトーナメント 新春テーマ別チームバトルF トリオ・ザ・クラッシャーズ その他 MUGEN聖杯戦争大会 はい、X人組作って運動会 アンノーン主催第1回男女バトルロワイアル はい、○人組作って運動会 作品別味方殺しタッグチームバトル 銀河帝国軍vs自由惑星同盟軍 無限旗争奪選抜団体対抗トーナメント 力こそ正義(笑)グランプリ 男女タッグでチームバトルロワイアル 全員集合ランセレパーティバトル 霊夢争奪戦第二幕 サイズが変わるよ!MUGENランセレバトル 第2回俺と俺の嫁が最強だトーナメント【嫁自慢トナメ】 不良行為反道徳的行動撲滅推進トーナメント (うp主が)地獄リーグ 生存確率1%!?密告中!サバイバル 作品別総力戦大会するよー 逃走中サバイバル FMN 第2回最終鬼畜作品別全部全画面判定トーナメント 閣下主催!クロス×フェスティバル 戦国ランス 東西対抗戦 16x5 ~凶強戦線 戦々恐々~ 凶下位~凶最上位付近ランセレタッグ&チームバトル【門番杯】 ろくろ回しトーナメント 凶&狂オールスターバトル 超乱闘世紀末ランセレ杯 凶の宴 ザ・ファイナルステージ 凶上位ランセレバトル! 総力戦!四大勢力対抗試合 削除済み 守ったら負ける-倍返しタッグトーナメント ARM大好き!G.O.Dリーグトーナメント 思いつきでコンビを組んでトーナメント 成長疲労で大貧民ランセレバトル MUGEN学園部対抗トーナメント 国内 VS 国外 アニメチームバトル 自分の作ったストーリー動画出演キャラでトーナメント。 作品別 主役不在トーナメント 勢力対抗ドッジボール【竜鳴館風】 紅白対抗オールスター大会【年忘れ杯】 正義VS悪【ランセレ】勝ち抜き戦 【良曲で贈る】強・珍・良キャラの宴【核林檎杯2】 修羅級 作品別+共通点チームトーナメント 【モヒカン杯】 新春小規模ランセレチームバトル【ボス戦もあるよ!】 超弩級作品別Big Bangトーナメント Re 超弩級作品別Big Bangトーナメント CAPキャラ大集合 成績別ランセレバトル 凶下位付近でも格ゲーしたかった杯 Border Line Carnival 続 世紀末台パン杯 200円も投げ捨てるものトーナメント ジョジョの奇妙な冒険 男女タッグトーナメント 更新停止中 無限に続く(?)リーグ戦をやってみる 第2回作品別Ultimateトーナメント 男女ペア頂上対決!バトルシティトーナメント ヤムチャが強い凶悪タッグトーナメント 他人任せ大会 [作品別対抗]成長タッグリレー 6on6!クラスチェンジ杯 出身作品別「主人公だから大将」ZERO MUGENの迷宮 強~凶最上位付近「男VS女」対抗バトル! 多分台パン時間厳守!!ルーズな奴はカエレ!バトル 非表示 題名の無い作品別トーナメント 【ホル・ホース&ボインゴ】 ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】 ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 作品別スイスドロー風トーナメント オールスターゲージ増々トーナメント ゲージ増々タッグトーナメント mugenオールスター?タッグファイト なにが論外・神・狂だよ!!!弱キャラ大会しろオラァァ!!! MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 第4回遊撃祭 新春テーマ別チームバトル2013 更新停止中 伏兵リーグ 5対5団体戦 タタリフェスティバルッ!!-II 非表示 タッグタッグリーグ 【あらゆる場面においてNo.1よりNo.2を目指す男ホル・ホース】 ふたたびのりものたいかい 地獄のサバイバルレース30里 MUGENモーターショー 出演ストーリー + 一覧 KING OF FIGHTERS X MUGEN STORIES INFINITY(警察官保安官) MUGEN館に住まうもの アリスさん姉妹・R ヴァニラと奇妙な世界 影気ままなストーリー 家電量販店DIODIO 黒真珠物語(ジャギ様と黒真珠) 志貴と無限市物語 銃は剣よりも強し!(主人公) 紳士と少女 人造生物03RIA-紅 戦国無限 デッドマンズ ブランドー一家 ホル・ホースの銃喫茶(主人公) むげコン! (第0回)└ きら雪姫と七人の触手 (変態) 無限の果てに。 ユウ☆キ☆オウ ロック魔理沙の探偵物語 プレイヤー操作 R-9cで色々と戦う動画(part50、JtheSaltyy氏製・通常モード)
https://w.atwiki.jp/ogt-utage/pages/609.html
1.#関西ノ宴で@スタンドと入力すると反応する式 第3部から第6部まで全てのスタンドが入っている。 2、関西ノ宴メンバーがそれぞれ持っている能力。 能力は各人によって様々。 本体名:後輩 スタンド:ノイズィキャンセラー 【破壊力 - E / スピード - D / 持続力 - A / 射程距離 - D / 精密動作性 - B / 成長性 - B】 この世に存在する『音』を放つモノの動きを停止させることができる。 車や電車などはもちろんのこと人の心臓まで停止させることができるので使い方によれば強力なスタンドだ。 本体名:藤堂 鳳 スタンド:トゥードゥーホゥ 【破壊力 - A / スピード - E / 持続力 - A / 射程距離 - E / 精密動作性 - D / 成長性 - C】 自分に触れた相手の水分を操ることができる。 また自らの流した汗を武器にしたりすることや、相手を脱水症状で死に追いやることができる。 非常に匂うスタンド。 本体名:アゲ スタンド:キングオブキング 【破壊力 - A / スピード - A / 持続力 - A / 射程距離 - C / 精密動作性 - B / 成長性 - D】 時間操作系のスタンドで時間を「なかったことに」できる。 攻撃を喰らった後にそれを「なかったことに」できる協力無比なスタンド。 スタンド本来の力も相当で死角のないほぼ無敵のスタンドである。 本体名:華徒 スタンド名:チャイナオブサタケ 【破壊力 - B / スピード - D / 持続力 - C / 射程距離 - A / 精密動作性 - A / 成長性 - B】 自らの生命エネルギーとを気として放射することができる。 射程は目視できる範囲。 自らの生命エネルギーを放射するので寿命を減らして戦うことになる。 気は通常攻撃の利かないアンデットにも有効。 本体名:あやき スタンド名:ラフ・メイカー 【破壊力 - E / スピード - C / 持続力 - A / 射程距離 - C / 精密動作性 - B / 成長性 - D】 スタンドで攻撃に成功した場合相手の笑いの「ツボ」を刺激して、笑い続けさせることができる。 能力の解除はあやきの意思でそうさできる。 本体名:きざみ海苔 スタンド名:ラディカル・グッドスピード 【破壊力 - C / スピード - A / 持続力 - C / 射程距離 - C / 精密動作性 - A / 成長性 - B】 スタンドに触れた物体を速く走らせることができる。 当然自分に触れれば自身を加速させることもできるが、肉体の限界を超えたスピードを出すと肉体がそれに耐え切れずに瓦解する。 お前に足りないモノは!それは! 情熱思想理念気品優雅さ勤勉さ そして何よりも-ッ 速さが足りない! 本体名:ポコ吉 スタンド名:ヴィ・スタ 【破壊力 - C / スピード - C / 持続力 - A / 射程距離 - C / 精密動作性 - D / 成長性 - A】 白い帽子型のスタンド。 本体が死亡しても帽子が脳を支配して動き回る。 数少ない本体が死亡してから発動するタイプのスタンド。(ヴィ・スタ以外ではノトーリアス・B・I・Gのみ) 本体名:??? スタンド名:ホモファイアー 【破壊力 - B / スピード - C / 持続力 - D/ 射程距離 - C / 精密動作性 - E / 成長性 - D】 近接~中距離型スタンド。対象の周囲の温度を急激に上げ、熱による攻撃を与える。また、使用時に対象者に恐ろしいトラウマを植え付けるというが・・・詳細は不明である。 ROBOT魂 -ロボット魂-〈SIDE KMF〉コードギアス 反逆のルルーシュR2 ランスロット・アルビオン の最安値情報 2709円~で購入できます http //atprice.jp/hikaku/ROBOT魂-ロボット魂-〈SIDE-KMF〉コ-ドギアス-反逆のルル-シュR2-ランスロット・アルビオン/18975/ ワンコイングランデフィギュアコレクション 戦国BASARA 第壱陣 の最安値情報 670円~で購入できます http //atprice.jp/hikaku/ワンコイングランデフィギュアコレクション-戦国BASARA-第壱陣/18774/ Wii [ウィー] クロ の最安値情報 22400円~で購入できます http //atprice.jp/hikaku/Wii-ウィ-クロ/13250/ ウィキ関連単語 時間 成長 反応 電車 破壊 関西 生命 動作 寿命 放射
https://w.atwiki.jp/staba/pages/73.html
『護衛』 スレッド スタンドバトルスレッド『護衛』 http //salad.2ch.net/ymag/kako/995/995121179.html スタンドバトルスレッド『続・護衛』 http //salad.2ch.net/ymag/kako/996/996339805.html 『護衛』第三のスレッド http //salad.2ch.net/ymag/kako/997/997023666.html 募集:『側に立つ』『スタンド』 (67レス目〜) http //salad.2ch.net/ymag/kako/994/994519911.html 実行期間 2001年07月15日〜2001年08月28日 参加者 評価 PL 本体 スタンド 能力 パ ス 射 持 精 成 - 『ポリス』 『ポリス』 建物内部にある無生物を自由に操れる『建物型のスタンド』。 A A - A A E - JC(∠丸) 『イン・シンク』 殴った物体に『人格』を植え付ける。 B A C A C B - イド 『デス・ディバイス』 ストローを突き刺し、『死を植え付ける』。 D C B B C C - 泡 泡 『スマッシング・パンプキンズ』 物体に付着すると『蛇口』に変化する泡を飛ばし、水分を奪う。 E B B B C D - 『グリマー・グローブ』 殴った物体に『バネ』を作る、纏うタイプのスタンド。 C A ∞ A D A - I・ゼン 『ホール・アンド・オーツ』 殴った物体に『目』を作る。 B B B A C C - 『パブリック・エネミー』 取り憑いた物体は全生物からの『敵意の対象』となる。 E E ∞ ∞ E C - ファンキー・D 『アン・ヴォーグ』 殴った物体に『粘着性』を与える。 C B C A C C 内容 登場人物 本体 スタンド 人物紹介 三井幸隆 『エアプレイ』 空港への車上で襲い掛かって来た敵スタンド使い。『アン・ヴォーグ』の粘着攻撃でハンドル操作を誤り事故死。 マーチン楠原 『ソルジャー・ウォーク』 空港で一行を待っていたVIP専用機の機長。SPW財団所属。敵前逃亡しようとしたため、『ステイシス』に押される。 三谷敦彦 『ザ・パワーステーション』 一行の乗った飛行機を異次元へ送った敵スタンド使い。戦いに敗れ、『ステイシス』に押される。 海老名順治郎 『ハード・ナイト・ランナー』 『ザ・パワーステーション』と共に襲撃してきた敵スタンド使い。死を賭した『ポリス』の銃撃を受け、再起不能に。 コーン・パウダー 『メモリアル』 『ザ・パワーステーション』と共に襲撃してきた敵スタンド使い。『イン・シンク』との死闘の末、再起不能に。 シラノ 『バンクウェット』 『男』が連れてきた猫。いつの間にか死んでいた。 『ザ・キーパー・オブ・トーチ』 非NPC。反ステイシス組織『S 』の一員。『男』を抹殺しようと試みるが失敗、自身の能力発動のため死亡。 『アッシュ』 非NPC。『男』の暗殺を狙い『グリマー・グローブ』の皮を被って近づくが、『男』に見破られ消失。 カウボーイ 『サンドイッチ・バンク』 『護衛』の旅最後の敵スタンド使い。味方の盾にされ、味方と敵からサンドイッチ状態のラッシュを喰らい、再起不能。 『ザ・フロッグマン』 『サンドイッチ・バンク』とコンビを組んでいた敵スタンド使い。『ステイシス』たちに囲まれラッシュ責めに遭い、再起不能に。 REX 『ザウルス・ポンプ』 ファンキー・Dが『護衛』の旅帰還後に『男』から与えられたイグアナ。倉庫の雑談スレ2[692]にてファンキー・Dが命名。 伊達征次 『ステイシス』 『男』。 トリーシャ 『インサイド・アウト』 『男』の部下。『男』の命により『男』と成り代わり、囮となっていた。